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10月11日 夜もポルチーニづくし




 ポルチーニのランチを堪能し、ランチを終えたのはなんと午後4時。
のんびりしすぎた!

旅の疲れ&満腹のご一行はミニバスの中で爆睡しながら、今日から4日間お世話になるマリアとロベルトのお家へ。


おなかいっぱいだったけど、夜もポルチーニ。
収穫したポルチーニを使って、マリアとお料理する予定だったので、たった2個の収穫では心許なく、例のアグリに置いてあったかごいっぱいのポルチーニをお買い上げしての料理レッスンとなりました。

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さて、こちら、両方とも分類的にはポルチーニとなるそう。
右が正真正銘のポルチーニで、左はポルチーニの仲間で、きのこ嬢が収穫したのもこちらの方でした。

キノコマエストロは、何度か私たちが発見した“ポルチーニの親戚”をみて「俺は食わないよ」と言って捨てていましたが、同じ親戚の仲間でも近い親戚と遠い親戚があり、マエストロに「認定」してもえた、きのこ嬢収穫のポルチ君はきっと近い親戚のもの(=マエストロの許容範囲)だったのでしょう。


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みんな初めての生ポルチーニの下処理。
ポルチーニに関するあれこれまめ知識もマリアから伝授。

ポルチーニを山で採ったら
■根元から掘り起こすように。
■収穫後はビニール袋に入れず、かごなどに入れて山中を歩くこと。そうすることできのこの胞子が山に広がって来年のポルチーニの「種まき」になる。

購入時は
■外国産(この場合はイタリア産以外を指す)はかわないこと。(東欧の方のポルチーニは絶対だめ、とイタリア人は声を揃えて言います)
■カサの裏が緑がかっているものは避ける。身がしっかりしているものを選んで。

などなど。


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今回、状態のよい上記2つのキノコは、スライスして生のままいただく生ポルチーニのカルパッチョに。
他は、トリフォラというにんにくオリーブオイルいためにし、パルミジャーノのプディング、ポルチーニソース添えオルゾ(大麦)とポルチーニのお雑炊に。


このカルパッチョの香りのすごいことと言ったら!鼻の奥にポルチーニ詰まってしまったんでは!?と思うほどの香りでした。
パルミジャーノのプディングもマリアのお得意料理。以前野菜のソースがけでいただいたことが有りましたがポルチーニだとまた格別♪
雑炊はマリアの優しさが詰まっています。今後ボローニャ滞在中は、ず~っとパスタ続きだし、ランチもたらふく食べて帰ってくるだろう私たちのために、胃に優しい軽めのプリモピアっととしてこちらを準備してくれたのでした。

デザートはいちじくのババロアとティラミスとてんこ盛り。
こんな豪華な食事を2食立て続けに、しかもランチも消化しきっていないのにのどの詰め込んでしまうことへの罪悪感と、自分たちの胃の小ささを恨めしく思いながらのディナーとなりました。

この日、食事を終えたのは夜11時。生徒さんにとっては飛行機に乗って、成田からパリ、乗り換えてパリからボローニャ、そしてキノコ狩りに2度のヘビーな食事を乗り越えて、ハードな一日が終了。

ううう、胃がほんとに苦しい。今日はまだ初日だというのに、明日からの長~い滞在、耐えられる!?



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ウコン先生。
みなさんスーツケースに、液状、顆粒などを忍ばせておりました。
ウコン様、大変お世話になりましたm(__)m

イタリアには当然ウコンなどを飲む習慣はなく、「これは何だ?」と行く先々で(=行く先々でウコンを飲んでから食事を始める方が数名いた)聞かれました。
酒に酔わない薬だよと説明すると「日本人は何でも発明するなぁ」といぶかしがりながらも、感心しきりなのがイタリア人の反応でした。
by buonaforchetta2 | 2009-10-31 18:26 | イタリアツアー2009&滞在記 | Comments(0)
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