ボローニャ最終日の夜はマリアの手打ちパスタ教室デス!
来日のイベントのときには、マリアの実演のみだった、長い麺棒を使ってのレッスンということでみんな真剣でした。
まずは、パスタをこねて・・・
手で生地をこねると、大変消化によいパスタができるそうです。
というのも、手のひらの温度(=37度前後、ってマリアが言いました。ちょっと熱っぽいね;笑)が卵に含まれるプロテインを分解するのにちょうどよい温度だからだそうです。食べる前にあらかじめ分解されていれば、胃に負担がかかりませんからね。
って、この説明、昨年のイベントのときに連日繰り返し言いましたね。マリアがこのくだりを話し出したとたん、続きを言ってくれなくても、口が覚えていたのか、勝手に口をついて出てきてしまいました。
いろんな意味で、去年のイベントは強烈だったのです。
コネコネしたら、寝かせて
お待ちかねの麺棒タイム!
ロベルトも登場です。
初めての麺棒にみんな四苦八苦。
長いから思うようにつかえないんです。そんなこんなしているうちにパスタの表面が乾燥してしまい、伸ばしづらくなってしまったため、仕上がりはやや厚めのパスタに。
紙のように薄いパスタは遠い道のりです。
今回は、ガルガネッリとタリアテッレを作りました。
それぞれ、レタスと生ハムのソース、ボローニャ風ラグーに和えて
マリアがしきりに言っていた「手ごね、麺棒のばしのパスタは消化によい」ということは翌日証明されました。
連日食べすぎの私たちは、朝起きても前の日の食べ物が胃に残っているようで、マリアの心づくしの朝食が食べられないという事態に陥っていました。が、しかし、このディナーの翌日は不思議と胃が軽く、朝ごはんを美味しくいただけたのですから。
他のメニューは、サラダとドルチェ。
しかし、サラダと言っても侮るべからず。
その名もインサラータ・リッカ(リッチサラダ)という、グアンチャーレ(豚のほほ肉を使用した脂身の多いハム)の脂とバルサミコで作るドレッシングをかけていただくサラダなんです。
ほのかに温かいサラダ、なかなか美味しゅうございました♪
ドルチェはカーニバルの揚げタリアテッレ。
マリアと相談をして、このレッスンはパスタ尽くしにしようということで、甘いパスタを作りました。
オレンジと砂糖を巻き込んだタリアテッレのような生地を油であげたお菓子。
柑橘の風味と、キャラメル化した砂糖が後を引く美味しさなのでした。
あとは、初日に拾った栗を焼き栗にしていただきました。
このメンドクサイ焼き栗作りの作業は、ロベルトのお兄さん❤エディー❤のお役目。
今回の旅行のメンバーは婚カツ中の方も多々いらっしゃいましたので、気を利かせたロベルトが独身のお兄さんを紹介してくれたのでした(笑)
ま、当然、何事もなく、内気な兄は日本女性とのお付き合いについては「vediamo(様子をみよう)」と軽くかわされ、残念ながら日伊カップルは誕生しませんでした。
4泊に及ぶボローニャ滞在も今夜がラストということで、つくづくマリアとロベルトには感謝感謝なのでした。