今回の特別レッスン。
さかのぼること10月、トスカーナの千穂さんのお家にお邪魔した時のことでした。
年末年始に帰国するお話を聞いて、何とはなしにアントネッロに「料理教室やらないの~~?」と聞いてみたところ、「日本じゃどうやって料理教室したらいいかわからないからね~」というご回答。
「じゃあ、オーガナイズはこっちでやるから、来て教えるだけっていうのはどうでしょう??」とご提案。
千穂さんもアントネッロさんも乗り気になってくださって、今回の料理教室が実現したのでした。
ものは試しに言ってみるものです。お二人ともありがとうございます~~!
そのような流れで開催が決定した料理教室。うちの生徒さん限定で募集をかけたところ、一晩で予約が埋まってしまいました。中には、大大大ファンの方がたくさんいらっしゃって、このイベント告知をを知って夜も眠れないほど興奮してしまったそうです。
うちの主人、えなりくんも千穂さんとアントネッロさんにあうのは6年ぶりでかな~り前から楽しみしていて、日本酒好きのアントネッロさんに飲ませるために限定販売のお酒をかったり、いつもはやらない掃除機がけを念入りにしてくれたりと、私、主人、生徒さんもみんなこの日を首を長くして楽しみにまっていたのでした。
そして当日。
まずは、レシピの説明から。
気になるメニューはこちらです。
■茹で肉のサルサヴェルデ添え
■かぼちゃとパンチェッタのリゾット
■ボローニャ風トルタ
■カントゥッーニ
今回のメニューのテーマは「中世の料理」。
中世の時代から現代イタリアに受け継がれているお料理で、スパイス使いが今現代からみると斬新なお料理ばかりでした。
アントネッロさん曰く、カントゥッチーニ以外は、イタリアのレストランではなかなか出てこない料理ばかり。
そういうメニューって嬉しいですね♪
なんとなんと、食材の多くをイタリアからもってきていただきました。
ヴィンサント2本、ファリーナ00が2キロ、リゾット米2キロ、パルミジャーノ1キロ、ペコリーノ 1キロ強・・・、その他スパイス類や、自家製のアンチョビまでご持参いただきました。
重量物ばかりで、申し訳ない!
とまあ、イタリアの食材をふんだんに使った料理を郡山で食べられる(しかも、バッボが作ってくれるなんて・・・)なんて、もうニ度とないかもしれない機会。
レッスンが始ってから、改めて、じーんとしてしまいました。
わくわくのレッスンはじまり。
今回はほぼデモンストレーション形式で。
テレビで見ているあのお料理さばきが目の前で。
みんな、身を乗り出して凝視していました。
山のお家でもそうでしたが、いつもアントネッロさんの料理しているよこに、ちょこんと寄り添っている千穂さん。
とてもほほえましてくて素敵なご夫婦です。
たっぷり4時間をかけて作っていただいたお料理。
11時にはじまってから試食にたどりついたのは3時ごろでした(笑)。
生徒さんにもイタリア時間をじっくり体験していただきました。
お待ちかねのお食事タイム!
はまた次のエントリーで。
続く