先週、えなりくんの誕生日でした。
お祝いは魚好きのえなりくんリクエストによりイル・ピスタッキオにて。
9月でお魚の料理のシーズンが終わりますので、本日はお魚食べおさめ。
今年、お魚シーズンに3回これたからもう大変満足です。
大阪に転勤して良かったことの一つがイル・ピスタッキオが近くなったことです。
といっても、ウチから茨木まで電車で90分かかります。
夕方から気合をいれてお出かけです。
今日もデ・シモーネの花瓶がお出迎え。
デ・シモーネにフウセントウワタの組み合わせってかなりおしゃれ上級者の技では?
このシュールな組み合わせにちょっとしびれました。
このフウセントウワタを食虫植物ではないかとえなりくんとふたりギャアギャア騒いでましたら、シェフの準備が整った模様でアンティパストがエンドレスで運ばれてきました♪
おなじみのシェフ自家製のマグロの生ハム。
塩気が適度で、白ワインがぐびっと進むお味です。
ほか、おなじみの前菜たちが6品ほど運ばれてきました。
飾らない盛り付けがまた、シチリア現地の店を彷彿とさせます。
これも今シーズンは食べ収め。
レストランて、いつ行っても新しい料理を食べられるのが魅力の店と、いつでも同じメニューが待っててくれるのが魅力のお店と二通りありますが、イル・ピスタッキオは、それが1:2の割合かな。
あの時のあれ食べたいな、これ食べたいなが叶うお店です。
パスタはいつも新旧入り混じったメニューが魅力的。
今回は生しらすのパスタをオーダーしました。
写真は暗くてわからないけど、これでもかーーーーとフンワリ柔らかいしらすがごっそりのっています。
しっかりニンニクが効いててパンチ力満点!
おっと、ここでケータイの電池切れにより写真なし!
お魚は、カサゴのアックアマーレ。
一匹ドカンとカサゴを堪能しました。
来月から、山のシチリア料理がテーブルに並ぶそう。
こちらも今から楽しみでなりません。
イル・ピスタッキオ、シェフのブログは
こちら
この後、思ったより早く店をでた我々は北新地でハシゴすることに。
せっかくキタに、90分もかけて出てきたのだからすぐ帰るのは勿体無いという、田舎モン根性です。
それに夕方から行動し始めたので体力が余っとる。
一人じゃコワイ大阪の夜も二人揃えば大丈夫?
近くで飲んでいたえなりくんの学生時代の友達も呼び出して二次会スタート。
道すがら、
北新地の飲屋街の住所に「曽根崎」ってのがありまして、酔っ払いの我々は
「曽根崎って、あの曽根崎心中の曽根崎じゃないのー??」
とただの地名に大興奮。
関西って歴史に登場する舞台が普段の生活圏に普通に紛れているのです。それに気づいた時にいっつもちょっとだけ感動します。
まあ、近松門左衛門なんて読んだことないんですが。
曽根崎心中で感心し切った後は、えなりくんの大学の先輩がやっているバーで飲んでみたり、スペイン風バルでワインを飲んでみたり。
食虫植物だの曽根崎心中で盛り上がるバカ二人、強気になって終電ギリギリまで北新地をフラフラしてしまいました。
翌日、お財布をみたらスッカラカンでチト焦りましたが、久々に酔越しの金は持たねえ、江戸っ子な飲み方を上方で披露してやりましたっ。
そんなえなりくん大阪に来て6キロ痩せて、32歳になりました。
良く歳を重ねられますように。