再び市内にもどり、モデルニズモ建築処々をみてまわり、
ちょっと疲れたらバルで一服、を繰り返します。
最後のご飯は何にしよかと、Rちゃんと相談して決めたのは、カルソッツ。
「今時期、バルセロナにいくなら、カルソッツ食べなよーー。」
と、Iさんが教えてくれたグルメ情報。
カルソッツ。焼きねぎのことらしく、それがバルセロナのあるカタルーニャ地方の冬の名物なのだとか。
ホテルの部屋で、ネットで情報収集。
バルセロナ市内で食べられる店を探し、電話予約。
で、ipadの地図を持ってお出かけーーー。
便利な時代さぁ。
しかし、私のiPad、外でたらオフラインになってしまい、GPS機能使えず。途中、案の定道に迷った為RちゃんのiPhoneでナビしてもらい、無事、住宅地の中にあるお店に到着。
ネット繋がってないって怖いねえ。
次からは私もiPhoneデビューしよう。
この時点で夜10時。スペインの夜はこれからなんです。
カルソッツ!!!
と鼻息荒く、お目当てを注文。
すると渡されるのが、エプロンとビニール手袋。
ワインのみながら待っていると
おもむろに運ばれてきたのは、みたまんま、焼きねぎ。
まず、ニュルン!とネギの内部を引き出します。
そして、ロメスコソースという、アーモンド、パプリカ、オリーブオイルなどでできたソースにイン。
ジャボジャボ浸したら、上を向いてお口にいーーーん。
お行儀悪く見えますがこれが正式な食べ方。
ネギ、甘味が強くてねっとり柔らか。
あっという間に二人で10本ほどを平らげてしまいました。
この食べ方が、イベント感を演出してより美味しく感じるんだろうな。
冬時期に、バルセロナに行く方にはおすすめです。
美味しかったーーー。Iさん、マニアック情報ありがとぉ。
あとはつまみに、エスカイシャーダ。
タラのサラダをつまみに、二本目のワインに突入。
毎回思う。
なぜ、ワインは750mlなのだろう?
二人で1本じゃ物足りなく、あと1杯の為に2本目を注文してしまうのだ。
しかし、二人で2本はやや多い。
ワインが一リットル入りならいいのに。
ワイン1リットル入りならちょうどいいのにね。
ブツブツ文句を言っているうちに、2本目も飲み干してしまった。
この店、ワインが半端なく安くて、店だしなのに今回飲んだのだけで12ユーロと18ユーロという驚異的お安さだった。
安いから、つい2本目頼んじゃうじゃないか。
ああー、飲み天国スペインとお別れ。
明日からトルコです。
トルコではなにたべようか。
さみしさとわくわくの入り混じった最後の夜でした。