この日はペコリーノチーズ作りを体験します。
牧場に着くなり犬に大歓迎されすぎてご機嫌悪くなる息子。
帰る〜〜帰る〜〜
と号泣する中、チーズ作り見学すたーと 汗
羊の体温に近い温度のミルクにカーリョ(チーズの素)を投入。
カーリョは本来、牛の腸から取れる酵素。
もっと怪しげな雰囲気のドロドロしたものが投入されるかと思いきや、インスタントな雰囲気に拍子抜け(笑)
30分くらい固まるのに時間がかかるので、牧場見学します。
広大な丘陵に牛、羊、ヤギ、豚、ウサギ、ニワトリや他の家禽類、犬猫と動物いっぱい。
生まれて間も無い羊の赤ちゃん、かわいかったなー
そろそろ固まったチーズを一旦細かくほぐし、ギュッと塊にしていきます。
この塊、味見させてもらいました。
羊のミルクってきくとクセがあるのかと思いきや、そこからつくるチーズの素、想像以上に淡白な味でした。
チーズの素を取り出したら型に入れて水切り、塩を刷り込みとりあえず3週間熟成。
これでセミハードのペコリーノになるそうです。
残った汁をもう一度煮て、リコッタ作ります。
ゆーっくり弱火で温めながら作ります。
モロモロとゆるいリコッタに覚束ない手つき。
この後はお楽しみの、チーズやサラミ類の試食。
ワインが進みますわ(笑)
息子も機嫌が治り、羊追いかけたり
犬を撫で回したり。
一番楽しかったのはトラクターあそびのよう。
乗せてもらって30分は夢中でした。
3歳は、しっかりと自分の意思でやりたい事を選んで楽しんでます。
去年はただ「連れてくる」「付き合わせる」だったのとは大違い。
成長している息子とのイタリア旅行はある意味定点観測になっていますます。
牧場で1番面白かったのは、雷で割れてしまった木の切り株だったそうです。意味不明な3歳児の感想(笑)