イタリア滞在記2017(14) フィレンツェのウチダユウヤとローザマリナ

カラブリアで有名なのがシラスのトウガラシ漬け、ローザマリナ

アニータさんのご親戚が工房をされてるので見学させてもらいました。


c0222833_15114911.jpg

漬物石の下には

c0222833_15115141.jpg

トウガラシまみれの大きいイワシ。

c0222833_15115308.jpg

こちらがシラスの方。
昔、カラブリアの山間の地区で食べた事があったけど、コレ、別物。

まえ食べたのは、イワシが溶けてグズグズだったんだけど、これは、シラステクスチャーバッチリ残っていました。

ローザマリナに関する昔話をここで一つ。

c0222833_18081311.jpg

真夏、23歳。
あ、上の写真は37歳です。スミマセン

イタリアにはじめて一人で料理の勉強をしに行った時の事。
フィレンツェのバス乗り場で時刻の確認をしていると、一人のおじーちゃんが大声で慌てて話しかけてくる。
何事だろうと耳を傾けると、アレヨアレヨと言う間に、バス停隣のバールでに連れていかれ、おじいーちゃんとカフェを飲むことになってしまった。


向かい合って座り、まじまじそそのおじいーちゃん見つめると内田裕也の風貌。

ウチダユウヤ曰く、彼はとりあえずすごいお金持ちで、秘書を探しているらしい。
キミ、僕の秘書にならないか?

と言う、ただのナンパだった。

真夏23歳。
イタリア人はジイさんになってもナンパすると学習したのだった。

ウチダユウヤの話は続く。

仕事は楽で、給料もかなりいいお値段。
いい話だろう??


実に怪しいウチダユウヤに、
「私は料理の勉強にイタリアに来ているので、秘書はできません」
と丁重に御断り。

しかし、ウチダユウヤは食い下がる。
「料理が好きなら、バカンスは僕の実家のカラブリアに連れて行ってあげるよ。
ローザマリナって知ってるだろう?」

「え?ローザマリナ???
ロズマリーノ(ローズマリー)なら知ってます。」

するとウチダユウヤ、激昂。

「料理やってるくせに、ローザマリナも知らんのか!話にならーん!」

と言いすてるとそのままフィレンツェの雑踏へ消えて行った。
残されて私は、ポカンとしながらもとりあえずノートに「ローザマリナ??」とメモを取り、冷めたカプチーノをすすったのだった。

変なジイさんに振り回された30分ほどの出来事だった。

という15年ほど前の、ローザマリナの思い出(笑)





c0222833_15115436.jpg

アニータさん宅では彼女の自家製のをオリーブオイルでのばして、ブルスケッタにしていただきました。

ちなみに奥に写っているブレザオラとイチジクのシロップ煮も絶品でした。
また食べたい!

c0222833_15115640.jpg

ローザマリナのパスタも教わりました。

c0222833_15121907.jpg
カラブリアもこのパスタでラスト。
アニータさんにはいっぱい美味しいの、ご馳走になりました。
c0222833_15234625.jpg

カラブリア、バイバイ!
ナポリに向かいます。


[PR]
by buonaforchetta2 | 2017-11-14 15:03 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)
<< 郡山 12月料理教室のご案内 イタリア滞在記2017(13)... >>