カテゴリ:2012年春イタリア滞在記( 9 )

ジュルリ

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先日、イタリアでお友達になった方が経営している雑貨屋さんへお邪魔しました。3月のトスカーナで知り合い意気投合し、一緒に遊んでもらったお仲間です。

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思い出話をしていたら、その時の肉写真が大量に出てきました。

そのうちの一軒。
ある農家で、そこで育てている豚やら牛やらを使ったご馳走をいただきました。

ウマーーーイ!!!!

と、大騒ぎすると
「(料理の)腕じゃなくて材料がいいだけよ」
と、そこのお嫁さんは謙遜していましたが、なんのなんの。

肉を知り尽くしているからこそ出来るやき具合。
トスカーナの人に肉を料理してもらうと、何かが違う・・・・。
たとえそれが挽肉であっても、他所とは違う旨さをひきだしてくれるのだ。
あれはなんなんだろうね??

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今度は山からおりてフィレンツェで、ビステッカを食しました。
5人で肉を2.5キロほど。
食べ切れるか自信がなかったのに、いざ食べ始めたら足りない位。
1人で1キロはいけたねーー、とあの時を皆で懐かしく振り返りました。


そして来年。
また一緒に、イタリアで牛豚を食べまくるか、もしくはトルコで羊を食べまくろうという話に。ええい、いっそのこと両方???
などと、今年もまだ4ヶ月残っているのに気持ちは既に来年へ(笑)

妄想が明日への原動力です。

雑貨屋nicoさん
西宮にある素敵な隠れ家のようなお店です。
今日までイタリアの企画展でした。お疲れ様。

今日のブログに楽しかったお肉の思い出写真が。

お姫様抱っこなのはツッコミいれないこと(笑)
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by buonaforchetta2 | 2012-08-26 18:40 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(0)

VENETO5 VINITALY

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料理教室に後ろ髪をひかれながらも、次もやっぱりお楽しみ盛りだくさん。。ヴェローナで2泊3日を過ごしました。

ここでの目的はVINITALYにいくこと。
昨年から友人に強く誘われていて、やっと実現しました。
ワインの展示会・・・・・と聞いていたので、幕張メッセなどでやる、FOODEXくらいの規模をイメージして出かけたらだいぶ大違いでした。

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まず、場所が広大!!!
地域ごとのパビリオンがあって、その中には何百社というワイナリーのブースがあります。
もう広すぎるので、中を巡回するバスも出ています。

もはや、これはイタリアワインの万博。4日間だけの開催なのですが、とてもじゃないけど全部は回りきれません。

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それでもまずは。
 
昨年お邪魔した、MALVIRAワイナリーのロベルトさんにご挨拶。
VINITALYのスタートにピエモンテワインから始めるなんてほんと贅沢です。

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しかーし、この広大なそれこそ星の数ほどあるワイナリーの中から一体どこで何を飲んだらよいのか???
MARVILAのワイン通のお姉さんにお勧めワイナリーを訪ねると脳内コンピューターが作動し、よどみなく次から次へとお勧めを書き出してくれます。

その間、再びプロセッコで乾杯!

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ここ、本来は業者向けの商談会場なのですが、一般人も入場料を払えば、各ブースを自由に見て回れます。
気になるワインがあれば、試飲も快くさせていただけるのが嬉しい。

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 まあ、本当の商談目的のお客様ですと、ブースの奥へ通されて何やら美味しそうなおつまみなどを食べながらゆったり素敵な場所でテイスティングできるのですが、どう見ても、一般ピーポーな我々は立ち飲みです。

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歩いてお目当てのワイナリーを探し、たち飲みをしているとおなかが減ります。
そんな時は心配ご無用。


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ワイン以外にも食品の展示をしているSOL館へいくと、毎日日替わりでイタリア各州の郷土料理が食べられます。もちろんワイン付き。
この日はトスカーナ料理でした。カルチョーフィのパスタがおいしかったな。

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一緒に行った友人二人はオリーブオイルソムリエ。
ただのワイン目的の私とは違って、まじめにオリーブオイルのテイスティングもこなしていました。

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私も最初はお付き合いして、一緒にテイスティングしていたのですが、油よりワイン~~~。
一人離脱して、再び当てもなく、方々で飲み歩きます。

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「アマーロ飲む??」
ワイン以外のリキュール類も充実しているVINITALY。
差し出されるカップを拒むののがいようか、否、喜んで受け取ります。


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夕方くらいになってくると、周囲は酔っぱらいの山。(もちろん私もその一人ですが)
来場者じゃない、ブース出展者さんもだいぶ出来上がっている。
あとでカメラをみたら、どこかのワイナリーの社長と取ったショットが入っている。
この社長もしたたか酔っぱらっていました。


むう。VINITALY楽しすぎる。
初日はあっという間に過ぎて、二日目もこんな感じで終わってしまいました。
VINITALYは1カ月ないと全部回れません。

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最後は、去年、バローロの赤ちゃんを飲ませてくれたエラルドさんのところで〆。
バローロもいくつかの生産者さんをまわったけど、ここのバローロが一番好きかも知れない。


星の数ほどあるワインからいっぱい美味しいワインと出会えました。
またどこかで飲めるといいなぁ、あのワインたち。
ワインはまさに一期一会、楽しい二日間でした。

誘ってくれた加奈子先生、ご一緒してくださったメチャカワ料理研究家A先生ありがとうございました~。
(実はこのA先生。何年も前にTVで初めてお見かけして、あまりの可愛さに画面にくぎ付け。こんな形でご本人にお会いできるなんて、ちょっとミーハー気分で更に楽しい思い出ができたのでした)


う~。ワインの事書いていたら飲みたくなってきてしまった。だけど本日我が家にストックなし。
雨降る中ワインを買いに行くか思案中。

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by buonaforchetta2 | 2012-04-27 17:11 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(2)

VENETO4 感激!ヴェネト料理

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前回までは、おのぼりさんヴェネチア旅行記をお伝えいたしました~。
ヴェネチアの翌日、バッサーノにアスパラを食べに行ったのは前述の通り。




3日目からは、待ちに待ったお料理教室です。
今回の先生はパドヴァ近郊に住むロッサーナ先生と、ご主人のダニエッレ。
二人とも明るくて朗らか。
一緒にお料理していている時間がとても楽しく過ぎてゆきます。

今回のお料理はヴェネト料理の数々。

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ヴェネトと言えばやっぱり、ポレンタ!
本気のポレンタを作りました。ポレンタって30分以上、とうもろこしの粉を水から煮ながらかきまぜ続けるという苦行の調理工程・・・・というイメージ。

焦げたら大変、やっきになって鍋をかきまぜていると、「そんなに混ぜなくて大丈夫だよ~~。ほっておいても大丈夫」というお二人。


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って、大丈夫じゃないじゃん!こんなにこびりついてしまいました。
どうしましょ、洗うの大変~~~~

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いわくありげなダニエーレの微笑み。
お焦げびっしりのお鍋を外の風通しの良いところへつるします。

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で・・・・・・・。
しっかり乾かした後は、鍋からお焦げをバリバリはがすっ。
このお焦げがまた、ポレンタの楽しみの一つだそうで、手元にあるとついポリポリいただいてしまいます。
でも、これはポレンタ専用のこのお鍋じゃないとここまで上手には出来ないそう。
円錐型の銅鍋。ポレンタ作りには欠かせないアイテムだそうです。

それにしても、スマイル全開。とってもナイスなおじさまでした♪


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肝心の中身はポロンとまんまるの形に。ドロドロじゃないのね~。
これを、伝統的なカットの仕方、糸で切り分けます。

・・・・・て、その前にこんなに食べてます。

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病みつきになるヴェネチア風のポルペッティ。
カストラウーラと呼ばれる、剪定ではじかれた小さなカルチョーフィ。
こんなに小さくてもお味はちゃんとカルチョーフィ。初物だけにとまりませんでした。

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それと、玉ねぎとアンチョビで作ったサルサで和えたビゴリ。
ビゴリって手打ちパスタかな~と思っていたら、ぱっと見は極太の乾燥スパゲッティで作りました。
これが実においしい。材料がシンプルなのに、味わいぶかくて、やってはいけない、禁断のお代りを発動してしまいました。この後に、ポレンタが来ると分かっていてもこの衝動は抑えられず。
パスタ大好きダニエッレと共に、2皿目完全食。

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で、先ほどのポレンタがパスタの後に登場したわけです。
切り分けたポレンタはバッカラ(干し鱈)のトマト煮とご一緒に。
美味しいけど苦しい・・・・・。

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ドルチェは、ピンツァと呼ばれるヴェネチアのパンプディング。
ボローニャにもピンツァってあるけど、全然違う。名前が一緒なのにものが違う料理やお菓子がイタリアにはたくさんあります。予想しないものが出てきたりするのでそれはそれで毎回大きな発見があります。
 これも文句なしにおいしかった~~~!!!
シアワセ。


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〆に、私の大好きなチェリーのグラッパ漬け。
もちろんこのグラッパの汁も飲みほします♪

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なんとここでラスボス登場。
アルコール度数50%越えのダニエーレ一押しのグラッパ。
こ、これ飲んだら、倒れる・・・・・・。
と恐る恐る飲んでみましたが、ぐびっと行けてしまいました。お代り薦められましたがこれはさすがにやめましたけどね。

 大学生のころに試しにグラッパなるものを買って飲んでみたことがあったのですが、当時は受け付けず、「私はグラッパみたいな濃いお酒、ムリ~~」と思っていたのですが、一体どうしたことか。
いつの間にか平気でグラッパをあおるようになってしまいました。初々しい私はいづこへ・・・・・。
そのうちウォッカをラッパ飲み出来る日が来るかもしれません、自分の成長が恐ろしい。

 美味しいお料理とホスピタリティあふれるご夫婦。
ここが1日だけだなんて残念すぎる。これまでそんなに感心の無かった(失礼!!)ヴェネト料理に開眼した日でした。
次は長めに来るからよろしく~~~。後ろ髪を引かれる思いでお宅を去りました。

50%越えのグラッパで足元フラフラの私が次に向かったのは、ヴェローナ。
たっくさんのワインが私を待っていました~~。
つづく。


こちらをご紹介くださったあきさんのサイトはこちらから。
お世話になりました。



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by buonaforchetta2 | 2012-04-25 20:12 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(4)

VENETO 3 あらまほしき事

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 さて、ランチを軽く失敗した私は、一旦ホテルに戻り休憩。
その後もう一度、外出してバカーロを目指すことに。


しかし・・・・・。
方向音痴、というか、地図が絶望的に読めない私は迷宮のようなヴェネチアではひたすら迷う。
午前中からいい気になってワインを飲んでフラフラしていたので、もう地図を読む集中力は残っていない模様。


でも、ご心配なく!!



やばっ。迷った!!と思ったらとりあえず十字路などの標識をみます。
そうすると、 Per FS(駅方向)、→ REALTOなどの矢印がそここに出ています。

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ヴェネチアはどんな路地裏に迷い込んでも、最終的には、リアルト橋・サンマルコ広場もしくは駅にたどり着くことができます。


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矢印に従って歩いているととんでもない細い薄暗い路地を通されたりして、途中心細くなるのですが、向いから同じようにこの矢印をたどって不安そうな顔をして歩いてくる観光客とすれちがったりするとちょっと安心してみたり。

自分が全くどこにいるか分からず、ただひたすら歩くって普通だったら、特に外国だったらとても怖いこと。
だけど、絶対駅か、リアルト橋にたどり着けると分かっていればそんなのも平気。
迷うことを楽しめるのです。

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 いわばこの看板は、ヴェネチアにおいてアドリアネーの糸玉。 ギリシャ神話より
ミノタウロスを倒しにいった勇者のような気分で、でも、ここはヴェネチアだからミノタウロスはいないや・・・なんて思って歩いていたら、ちょっとした変態に遭遇しました。ひいいい。

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(あ、この写真の人は変態ではありません。写真を撮っていたら勝手に映り込んできました)


勇者気分もふっとび、本来の目的を思い出しました。

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私、ラビリンスごっこをしたいんじゃなくて、バカーロにいきたいのだった。
気付いた時には時すでに遅し。
歩き疲れて足もいたいし、薄暗くなってきているし。
 矢印見ながら歩いているうちにますます行きたい場所から遠のいて、しかも自分の現在地も分からない状態に。

数件、気になっていたバカーロがあったもののたどり着けず。
しばらくむきになって探したものの見つけることができず、再び矢印を見ながら駅方面へ帰ることに。
駅から徒歩5分のホテルを予約していたので、とりあえず駅まで帰れれば一安心。


もう、再度地図を見ながら捜し歩くのもおっくうになってしまい、最大限、自分の鼻を利かせてホテル近くで何か美味しそうなものが食べられるお店を探しました。

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そんなわけで、ヴェネチアといえばこれ。

サルデ・イン・サオール。
衣をつけて揚げたイワシを玉ねぎと一緒にマリネをしたもの。
美味しかったです、やっぱり。



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ワインはもう飲み疲れてしまったのでスプリットと呼ばれるヴェネチアの食前酒で変則的な組み合わせにしてしまいました。。
 カンパリよりオレンジ色が強く、風味は柔らか。
夕日の色と一緒で夕方の食前酒にもってこいです。ヴェネト滞在中はずっとこればっかり飲んでいました。

歩き疲れて、いすに腰を下ろすとどっと疲れが。
ギリシャ神話もよかったのだけど、 今の気分は

少しのことにも、先達こそあらまほしき事なり。
 BY 吉田兼好


ヴェネチアにほしきものは、矢印にあらず。GPSかグルメで地理感覚に優れた友人こそあらまほしきことなり。
 BY 柴田真夏

次はヴェネチアに詳しい人にどこか美味しいお店に連れて行ってもらいたいと思っています。
先達は大事。


そんなわけで浮かれ調子のヴェネチアでの1日が過ぎゆくのでした。
あらまほし。


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by buonaforchetta2 | 2012-04-23 18:56 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(0)

VENEZIA2 裏路地散策

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バカーロでハシゴをした後は、一応市内散策。
今度はお昼ご飯に向けておなかをすかせなければいけませんので、とりあえずあてもなく歩く歩く・・・。

昔はね、美術館で絵画鑑賞ともしていたのですが、年々、美術関係への興味関心が薄くなってきています。
もともとイタリアに興味を持ったのは、高校の時に使っていた世界史図説に載っていたイタリアルネッサンス絵画がきっかけだったのですが・・・・。いつか本物の絵をイタリアで見てみたいなぁと乙女心に抱いていたものですが、まあ、現実はこんなものです。

カロリー消費を兼ねてヴェネチアの裏路地歩きまくりました。


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 裏路地も絵になります。
最近、急速に興味を失っていたカメラ熱が再燃します。


そのうち、料理教室のイタリアツアーで生徒さんを連れてきたらきっと楽しいだろうなぁと行き交うゴンドラを眺めながらそんな事を考えます。

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ゴンドリエーレに客引きされますが、いくらなんでも私ひとりでゴンドラのりたくないっ。
ヴェネチア、アンニュイな街です。


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うっかり、ヴェネチアにマヒしてゴンドリエーレのシャツをえなりくんのお土産に購入するところでした。
あぶなっ。


そんなこんなで暇つぶしをしてお待ちかねのランチタイム~~。
数年前に某高級旅行誌でヴェネチア特集が組まれていた際に紹介されていたお店へ。
一応、Do Moriのお兄さんにもお勧めリストランテを聞いたらここがいいということだったので安心して席に着いたのですが・・・。

クモガニのサラダ

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カニでした、はい。美味しいです、ふつうに。



イカスミのスパゲッティ

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パスタ茹で過ぎ・・・・。そして、期待していたほどヴェネチアのイカスミパスタ、美味しくなかった。
スミの味があんまりしない。マイルドすぎ。
ここのお店が一番うまいという話をきいたこともあったのですが。。。

ちぇっ。ナポリのマリーサのイカスミパスタの方が100倍うまいや、と悪態をついていたらなんとその翌日に、ヴェネチアでばったりマリーサに会ったのでした。ナポリと日本に住んでいる人が偶然ヴェネチアで会うことなんてある???神様のいたずらでした。
というわけで、イカスミ勝負はマリーサに軍配でした。

ランチはからぶりでした orz
下調べが足りませんでしたね、反省。

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こうなったら夕方からのバカーロ巡り第2弾にかけるしかないっ。
街かどのパスティッチェリアで買ったブチェラートというナッツ、ドライフルーツザクザクのお菓子を大張りながら夜の計画を練ります。
このブッチェラート、ものすごく私好み♪♪
翌日の朝も、ホテルの朝食をパスしてこのブチェラートを食べてしまいました。
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by buonaforchetta2 | 2012-04-20 20:25 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(4)

VENEZIA1 旅の始まりはバカーロで

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3月のイタリア滞在で最初に訪れた場所はヴェネチアでした。
イタリア通いも早10年。実は、これまでご縁がなくてヴェネチアには足を踏み入れたことがありませんでした。
 そのため、私にとってはヴェネチアが唯一残されたイタリア国内のメガ観光地。
ちょっとミーハーな気分でのイタリア滞在スタートとなりました。

ヴェネチアでやってみたかったことはバカーロ巡り。バカーロとはヴェネチア特有の立ち飲みのワインバー。営業時間も早いところだと朝の8時くらいから。
えっ。そんな時間からお酒呑んじゃっていいんですかっ。

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 そんなわけで、初めてのヴェネチアにも関わらず、観光もそこそこにバカーロ探し。
一軒目は、難なく見つけることができた、老舗 Do Mori。
老舗の雰囲気に押されて(しかも滞在初日だったので、イタリアンテンションになっていませんで・・・・)、あまり写真をパチクリ撮りませんでした。小心者。

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天井からぶら下がる沢山の鍋と薄暗い店内。
カウンターに並ぶチケッティと呼ばれる一口おつまみ。
いくつか気になるものをプロセッコと一緒にいただきました。この時点で朝の9時。
子ダコのオリーブ煮がおいしかったかな。
朝一番ということもあり、お店は人影もなく、私とカウンターのお兄さんだけ。
ぼそぼそとおしゃべりをしていると、イロイロ食べさせてくれました。

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アンチョビとゆで卵のサンドイッチがこれまた美味しかった。
初日のイタリア、美味しいプロセッコと楽しい会話で気持ちがふっとほぐれて楽しい旅になる予感です。

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 朝ワインですっかりご機嫌になり表へ。
何やらここ、人でにぎわっています。ワインの気配がする!!!
Do Moriから数十メートルのところでハシゴ酒することに。


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ここは地元のオヤジ達であふれかえっていました。
ここではグラスの赤ワインを飲みながらしばしオヤジ観察。
どうやら朝の一仕事を終えたオヤジ達が、くいっとワインを引っかけて、空きっ腹にサンドイッチを詰め込んで、おしゃべりして立ち去るといったかんじ。
これが普通のイタリアの街なら、ワインがカプチーノに、サンドイッチがコルネット(甘いクロワッサン)に置き換わりますが、顔馴染みと朝のおしゃべりを楽しむ光景はどこも一緒です。
朝からワインが許されるのはヴェネチアが車社会じゃないから???
運河でゴンドラ、バポレット(水上バス)、水上タクシー以外、あとは自力で歩くのみですから・・・。
そんな事を考えながらの朝から楽しいハシゴ酒でした。
このまま一日飲みつくすぞ(←私、ひとり旅です・・・・・)と心に誓って再びヴェネチアの運河の方へ。
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by buonaforchetta2 | 2012-04-20 18:59 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(0)

バッサーノ風で

ご無沙汰しております~~。
イタリアから帰ってわずか4日で、大阪へワープしておりました。
イタリア-日本の距離を思えば、郡山-大阪なんてほんの一瞬の距離です。
昔は、「どこでもドアがほしいなぁ」と思ったものでしたが、どこでもドアがあったら労働意欲なくしそう。
○○に行きたいから頑張って働こうと思えるし、頑張って行った場所だからそこでの時間を大事にしようと思えるのだと思います。
(でも、大阪へ行くときは車だったので、さすがにどこでもドアが欲しかった。帰りは新幹線だったので爆睡していたらついていました。天然どこでもドア;笑)


 話がそれましたが、頑張って行ってきたイタリアからのお料理ご紹介します。

4月のメニューお知らせの段階では「アスパラのビスマルク風」を予定しておりましたが、こちら変更します。
バッサーノ・デル・グラッパで食べた「ホワイトアスパラのバッサーノ風」にします。



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今回のイタリア滞在。このバッサーノでのアスパラを食べたくて行ったようなものでした。
バッサーノの町に着くと、ものすごい人の山。
も、もしや、これはアスパラをお目当てに人が押し寄せているのでは・・・っ。と、一瞬不安になりましたが、その日は土曜で町にメルカート(※1)がやってきていただけでした。ほっ。

(※1)市場;この場合は屋台の移動販売。イタリアでは各町で毎週決まった曜日に、洋服・日用品・食品の移動販売車がやってきて広場や通りに市が立つ。この日ばかりは町に人が湧きかえるのです


バッサーノ産のアスパラはDOP。簡単に言うと産地指定のブランド野菜。
ニセモノが出回らないように、本物のバッサーノDOPには、金属のプレートがつけられています。
そして、うやうやしくきちんと立てられて売られています。

私が行ったのは3月下旬。アスパラのシーズンが始まったばかりで、それほどの数はでまわっていませんでしたが、見ただけでも色つや、太さは他のアスパラとは段違いでした。

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その他のアスパラはこんな感じで、雑~~~なカンジで投げ売りされていました。
分かりやすい(笑)


旅人の私はここでアスパラを買っても料理のしようがないので、レストランでたべることに。
ジモティでにぎわうBARでランチ前の食前酒を飲みながら、おいしいリストランテを聞き込みました。

「アスパラ食べたいんだけど・・・・・・」
というと、ジモティはみな顔をしかめて
「No~~~!まだシーズン早いよ~。一番おいしいのは5月くらいだよ~~」
と言われてしまいました。住んでいる人には最高の食べごろを見計らえるのでしょうけど、私は今しかないの。
あるかどうか分からないけど、と前置きをされた上で、ジモティの満場一致でお勧めされたトラットリアで食事をしました。

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出遅れて行ったら、他の奴らにアスパラを食べられてしまう・・・という強迫観念から、オープンと当時に一人店へ。
しつこくバッサーノDOPはあるかということを確認して席へ。
私ほど気合の入った客はいないようで、オープン直後のお店はがらーん。
ポツネンと、一人、ランチからフルコースを注文してしまいました。
さみしいね、私。

イロイロ食べて、お待ちかねの料理が白アスパラのバッサーノ風。
野菜ですけど、セコンド(メインディッシュ)として扱われれるスペシャルな一皿。
わくわくしながらその登場を待ちます。

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レストランで名物料理のコレをたのんだら、こんな感じでドンと出てきました。

??????

食べ方に困惑していたら、お店の方が丁寧に教えてくれました。
いや、ホワイトアスパラの概念が打ち崩されました。
根元のほんのり苦い山菜のようなえぐみが、穂先に行くにつれて、極上のえも言われぬねっとりとした濃厚な甘さへ移り変わってゆく味のグラデーション。
穂先の部分はまさに野菜の大トロとでもいいましょうか。
根元の苦みと穂先の甘味がなんともツンデレな感じでまたたまらないのです。
一口食べるごとにため息でした。


ヨーロッパ中の人がアスパラを目当てにこの町に来る理由が、シーズン初めの完ぺきではない状態のものを食べた私にも分かりました。こうなるとハイシーズンのものも食べてみたい・・・・。


そんなバッサーノDOPには及びませんが、今日、郡山でもホワイトアスパラ発見。
試しにバッサーノ風の食べ方をしてみたら意外にいけていたので急きょメニューを変更いたしました。

八百屋のおじさん、断定は控えていたけど、たぶん、安定的にホワイトアスパラの供給が見込めるそうなので、手に入る限りはバッサーノ風で4月レッスンをやりたいと思っています。
どうぞ、あさってから始まる4月レッスンをお楽しみに~~~。


この卵がどうなるかはレッスンでのお楽しみ。

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ジモティお勧めのこのお店、雰囲気も良くすべての料理がおいしかったです。
ドルチェのチェリーのグラッパ漬けがこれまたどこで食べたものよりもおいしかった。

また、アスパラのハイシーズンの時に行きたいなと思わせてくれるお店でした♪





それから、皆さん待ちに待っているイタリア滞在記もあさって辺りからアップしていきますのでそちらもよろしくおねがします。

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by buonaforchetta2 | 2012-04-16 20:19 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(4)

終わり~~~

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イタリア滞在も今夜がラストとなりました。
美味しい料理はもちろん、今回もたくさんの素敵な人にであえました。
感謝です。


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帰ったら、お仕事、プライベートもやることてんこ盛り。手帳を久々に開いたらちょっとビビりました(笑)

今回のイタリアのお土産は、ペコリーノチーズ。郡山だとペコリーノロマーノしか売っていませんがイタリアには面白いフレーバーのペコリーノがたくさん。
お土産にと、いろいろ試食した中から数種類買いましたので、4月の料理教室へお越しの皆様へほんの少しですがご賞味いただこうと思っています。
お教室でお会いできるのをたのしみにしています。
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by buonaforchetta2 | 2012-04-05 03:13 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(0)

primavera

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今日は、ヴェネツィアから電車で90分程の距離にあるバッサーノ・デル・グラッパという町へ一人足をのばしました。
視界の果てに山が見えると心なしかほっとします。イタリアは、低い丘がずっとつらなっていたり、ひたすら平野だったりと、視界に山がぶつかるということがあまりないですから。

詳しくは後日の旅行記に書くとして、この街で美味しいお昼をいただいたきました。
帰りの電車には暖かい日差しと春の風が一杯入ってきて、胸がいっぱいになりました。
車窓からみえるのは、畑を耕すトラクターや、色とりどりに咲くレンギョウ、ハクモクレン、、ボケ、モモ。地べたを埋めるようにオオイヌノフグリの青やタンポポの黄色が散りばめられていました。
電車が止まるとときおりカッコウの鳴き声がきこえます。
福島でいうと5月くらいの陽気です。

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体いっぱいに春を吸い込みたい時期に昨年は、あんあことあって窓も心も締め切ったまま、厳しい夏を迎えそのままなし崩し的に長い冬を迎えてしまいました。
イタリアにきてまだ3日なのに故郷が懐かしいです。
福島にも今年は早く春がきますように。みんなが春のよろこびをいっぱい享受できますように。

帰りの電車は車窓の景色を眺めていたらホロリとしてしまいました。

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デザートにいただいたチェリーのグラッパ漬けが効きすぎたのかもしれません。

そんなこんなでヴェネチアにに戻ると、降りたホームにホームにマリーサとルチアの姿が。なんでナポリの二人がここに!?一同大興奮。料理教室の仕事でヴェネツィアまできていたのだとか。
しかし、二人はすぐに隣のホームの列車にのらなければいけず、とりあえず固いバーチョを交わしてすぐにわかれた。突風のような邂逅だった。
ミラーコロ!!!



調子を崩していると聞き、最近はなかなか会えず仕舞いだったが、元気そうなマリーサに会えて心底安心した。私も元気に旅が続けられそう
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by buonaforchetta2 | 2012-03-25 10:31 | 2012年春イタリア滞在記 | Comments(2)