カテゴリ:2017年イタリア滞在記( 22 )

イタリア子連れ旅のMVP賞


子連れイタリア旅行で助かったもの。

どこでも買える、安い、美味しい、遊べる

と素晴らしい要件を満たしている
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キンダーサプライズ。

イタリアではキンデルソルプレーザと言います。


その昔、キンダーサプライズが日本販売開始当時には、大学生だった私はバイトでキンダーサプライズお姉さんとして、東北各地のスーパーでマネキンをやっていました(笑)

さて、このキンダーサプライズはイタリアのどんな小さな町の商店、バールでも売られているくらいメジャー。


今回の旅では10個は買ったよね。
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まず、チョコを割り、おもちゃでひとしきりあそぶ。
モノによっては30〜40分場がもちます。
これは絵の具が出て来た時。

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そのあとチョコレートを堪能。
真ん中からキレイにはんぶんに割らないと息子がキレますので注意(笑)
これで15分。

小一時間近く、一個のキンダーサプライズで子と、こどもの気をひくことが出来ます。

飛行機、電車と乗り物移動時はほんと重宝しました。
割れやすいのが難儀ですが。

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左はキンダーサプライズのおもちゃ。謎のキャラクターが勢ぞろい。
右はイタリアで買わされたミニカー(一部)

謎のキャラクターは、イタリアの救急車の急患役として重宝しました。

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お値段 1個1.3ー1.9ユーロくらい。
200-300円くらいです。
ミニヨンのキンダーサプライズは1番高かったかも。

今回のMVPに決定です。

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by buonaforchetta2 | 2017-11-30 12:48 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017(16) ぐるぐるローマ3周

イタリアラスト1日は、早朝ナポリからローマへ移動。

息子たっての希望でサイトシーイングバスでローマ観光する事になりました。

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20代の時はこーゆーバスを冷ややかな目で見つつお金がないこともあって若さを頼りに足でローマを歩き回っていました。

あれから10数年経ち、足腰も弱り、当時は頭にバッチリ入っていたローマの地図もすっかり忘れてしまい、それに子持ち。

 とてもじゃないけどあんまり歩かない子供を連れて、ローマのちょっと物騒な地下鉄に乗って観光するのはとても無理。

主要観光地をぐるっとまわれてしかも1日乗り放題。
それも10分おきにバスがやってきてたったの23ユーロ。
昔は高いと思ったこの料金も今となっては破格の値段に思えてくるのが不思議です。


バスでローマをぐるっとめぐるよ
レッツローマ観光!

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って、息子乗った瞬間に爆睡モードへ。コロッセオも全然見ないで、ローマの1周目が終了してしまいました。

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テルミニ駅で1周目を終えて、息子を無理やり起こし、とりあえず一旦下車。
寝てただけのくせにお腹が減ったと言うのでお昼ご飯へ。


テルミニ駅側のアマトリチャーナだけが美味しいお店に行くことに。

ここ、トラムが見えるので、息子もおとなしくご飯を食べてくれました。

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アマトリチャーナ確かにソースはおいしかったのだけど、パスタがのびすぎ....。

麺が残念すぎるけど、まぁそれはそれで食べていくうちにおいしいかも?と思えてしまうこの店の不思議なパスタ。
アマトリチャーナだけが取り柄のはずなのに(笑)

テルミニ駅界隈にありながら、家族経営でほっこりする雰囲気のお店。
アマトリチャーナ、こんな硬さだったかどうか記憶があやふやだけど、ちょっと思い出の店に寄れたのでよしとします。

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気を取り直してバスに再び乗り込み2周目のローマ。
ところが息子はことごとくどこのスポットでも降りたがらずずっとバスに乗っていたいとだだをこねます。
終点のいっこ手前のトレビの泉のバス停でやっと降りる気になり下車。
トレビの泉相当気に入ったみたいで、小一時間ほど遊んでました。
コインも投げればできたので、またきっとローマに来れる事でしょう。

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トレビの泉で気を良くした息子は、まさかのローマ3周目をご所望。
ローマ1周は約90分。
現在夕方5時。
私はもうホテルに戻ってのんびりしたい(笑)

本日3度目のコロッセオは夕日に染まり始めています。
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途中どこかで降りたいと言うので、11年前に結婚式をやったカンピドリオ広場で下車。
結婚式以来来ていなかったので、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

パパの話が出たので、息子もちょっとうれしそうにしてました。

はー。やっとバスから解放されたのは夜7時過ぎ。
元気な息子は、レストランで豚肉が食べたいとか言ってましたが、母は疲れすぎて、その案却下。
だって今日は4時間半もバスに乗りっぱなしでしたから。


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スーパーでワインを買って、お惣菜屋さんで切り売りピザとポルケッタ(子ブタの丸焼きのスライス)を買って帰りました。

豚が食べたいと言っていた息子にポルケッタを買ってやったのですが、思いのほか切り売りのピザが気に入ったよう。

チーズが嫌いでピザもほとんど興味を示さなかった息子ですが、ローマでピザに開眼して帰ることになりました。

イタリア最後の食事がベッドの上で切り売りピザとは(笑)
子供がいると全てままなりません。


 今夜こそ、リゾットがおいしいレストランに行くはずだったのですが。
(今回泊まった宿からおそらく徒歩10分以内。)


複数の友人知人に、ローマのオススメのお店を聞いたところ、数人がこの店のエビのリゾットがおいしいと推してくれました。

今回は行けなかったけどぜひ次回のローマでは行きたいわ。

という感じで、息子と2人のイタリア滞在も終了。

明日家に帰るよと伝えると、

えー、もっとローマに居たい。なんで帰るの〜?

とパパ泣かせの一言が(笑)
でも息子がイタリア旅行をとても楽しんでくれたことが最後にわかって嬉しくなりました。


また、たまに記憶をたどりながら思い出したことを書いていきたいと思いますが旅行記はこれで一旦終了。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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by buonaforchetta2 | 2017-11-25 14:02 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

ナポリで独り言

足掛け15年イタリアに通っている。

15年前と比べて、イタリア全体でいろいろ変わったなあと思うことが増えてきた。

まずナポリについて。
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ナポリの目抜き通り、トレド通り。
息子座り込み中(笑)


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NY意識してるの?
みたいなお店が増えた。


現代的なババ。
こうなっちゃうのね。




驚いたのが、ナポリでもゴミの分別回収がスタートしたこと。
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UMUDO 生ゴミ
CARTA 紙ゴミ
VETRO ビン
Non riciclabileリサイクル不可能品
PLASTICA  METALLIプラスチックと金属


え?
プラスチックと金属??

最初、マリーサ、またテキトーな分別して、、、なんて思っていたら、本当だった(笑)
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昔のナポリってこうよ、こう。
ゴミの山が町中にあったのに。

それが今や、街のいたるところに分別回収ボックスが設置されてるのです。
隔世の感があります。



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それからテロ対策か、街中、軍隊さんがライフル銃持って警備してるの。
一見ものものしいけど、小犯罪の危険性も減ってかえって安心なのかな。。。。

テロの無い世界を望みます。

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息子も、海見ながら
「ここに悪いロケット落ちて来ない?」と聞いてくるの。
北朝鮮の一連のミサイル騒ぎの時に、Jアラートがうるさいので、息子に聞かれて

隣の国が悪いロケット飛ばしてきたけど、海に落ちたから今回は大丈夫

私が説明したのだった。



こんなきれいな海を見ながらミサイル落ちてくる心配をする3歳児。

涙が出るよ。
戦争反対。

この旅で、いろんなイタリア人に
「ミサイル大丈夫?」って日本の心配されたわ。

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警備中の警察も、ここはやっぱりナポリで、息子を手招きしてパトカーに乗せてくれたりしました。
ナポリ人の人懐こさは変わりないのが救われます。

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たった3泊のナポリだったけどいろいろ思うところありました。

さー、ラストです。
イタリアの新幹線、フレッチャロッサでローマに戻って帰国に備えます。




そーいや、息子がイタリアで覚えた言葉は

NO ノー
FRECCIA ROSSA フレッチャロッサ
( 彼はふれったろったと発音)
CINQUECENTO チンクェチェント

のたった3つ!!


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電車と車の名前だけ(笑)


以上、柴田の独り言でした。
















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by buonaforchetta2 | 2017-11-25 09:02 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017(15) フィナーレはマリーサの豪華ランチで決まり


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2年ぶりのナポリ!

私のナポリの、いいや、イタリアのお母さんと思っているイタリア一、料理が上手い大師匠、マリーサのお宅へ久しぶりの訪問です。

私が結婚直前にホームステイをさせてもらったのがきっかけで、ローマの結婚式では私の結婚保証人も買って出てくれた正真正銘のお母さん、マリーサ。

この街にマリーサがいるって思うだけで、ナポリが何十倍も素敵な街に思えてくるのです。
(注:もともと素敵な街です、ナポリは)

マリーサ賛歌が止まらなくなるのでこの辺にしておきます。


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マリーサの双子の孫ちゃんも3歳になり、すっかり大きくなっていました。
息子も同い年のお友達とすっかり仲良しに。



ひっさしぶりのマリーサの料理!
1日目はコテコテナポリ料理をオーダー。

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ナポリ風のラグーの材料。
お肉数種類にサルシッチャも入ります。
トマトも、生、水煮、ペーストと3種類入れるのがマリーサのこだわり。

もう、さ。
カラブリアのマンマに見せられないよ、こんな豪華なラグー。。。。

ナポリはかつて王宮があった都です。
料理もゴージャスなんですなぁ。
地域格差をひしひしと感じました。

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ナポリ風のラザニア。
ミートボールにゆで卵も入った気合いの一品。

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翌日は、料理中に鍋のフタが爆発するなどの、マリーサらしいアクシデントもありながら(笑)
魚づくしで料理を8品ほど作りました!

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マリーサの家では通算100回は食事をしている私。
これ、簡単だしよく出る料理だけど、出てくるとちょっと嬉しい貝の蒸し物。

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魚介がゴロゴロ入った包みピザ。
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タチウオのインヴォルティーニ

写真以外にもマリーサの腕健在の魚料理がこれでもかって、続きました。

2日しかマリーサの料理食べられないの残念だよ。



11時に集合。しばしおしゃべりに興じ、

12時に作り始め、
そこから死ぬ気で我々が作り(マリーサはおしゃべり、雑用に忙しくほぼ戦力外。味付け担当です)

食べ始めるのが16時くらい。(注:ランチです)

こんな調子なので、子連れでマリーサのカオスな料理教室に行くのは2日以上は無理(笑)


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息子も相当疲れたみたいで、最後は大泣き、グズグズ。
マリーサ一家の洗礼を受けました。



孫が生まれてから、一気に元気になったマリーサ。
孫パワーでずっと元気でね〜〜!

マリーサの料理に未練を残しつつ、また近い再訪を心に誓うのでした。


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by buonaforchetta2 | 2017-11-24 09:01 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017(14) フィレンツェのウチダユウヤとローザマリナ

カラブリアで有名なのがシラスのトウガラシ漬け、ローザマリナ

アニータさんのご親戚が工房をされてるので見学させてもらいました。


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漬物石の下には

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トウガラシまみれの大きいイワシ。

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こちらがシラスの方。
昔、カラブリアの山間の地区で食べた事があったけど、コレ、別物。

まえ食べたのは、イワシが溶けてグズグズだったんだけど、これは、シラステクスチャーバッチリ残っていました。

ローザマリナに関する昔話をここで一つ。

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真夏、23歳。
あ、上の写真は37歳です。スミマセン

イタリアにはじめて一人で料理の勉強をしに行った時の事。
フィレンツェのバス乗り場で時刻の確認をしていると、一人のおじーちゃんが大声で慌てて話しかけてくる。
何事だろうと耳を傾けると、アレヨアレヨと言う間に、バス停隣のバールでに連れていかれ、おじいーちゃんとカフェを飲むことになってしまった。


向かい合って座り、まじまじそそのおじいーちゃん見つめると内田裕也の風貌。

ウチダユウヤ曰く、彼はとりあえずすごいお金持ちで、秘書を探しているらしい。
キミ、僕の秘書にならないか?

と言う、ただのナンパだった。

真夏23歳。
イタリア人はジイさんになってもナンパすると学習したのだった。

ウチダユウヤの話は続く。

仕事は楽で、給料もかなりいいお値段。
いい話だろう??


実に怪しいウチダユウヤに、
「私は料理の勉強にイタリアに来ているので、秘書はできません」
と丁重に御断り。

しかし、ウチダユウヤは食い下がる。
「料理が好きなら、バカンスは僕の実家のカラブリアに連れて行ってあげるよ。
ローザマリナって知ってるだろう?」

「え?ローザマリナ???
ロズマリーノ(ローズマリー)なら知ってます。」

するとウチダユウヤ、激昂。

「料理やってるくせに、ローザマリナも知らんのか!話にならーん!」

と言いすてるとそのままフィレンツェの雑踏へ消えて行った。
残されて私は、ポカンとしながらもとりあえずノートに「ローザマリナ??」とメモを取り、冷めたカプチーノをすすったのだった。

変なジイさんに振り回された30分ほどの出来事だった。

という15年ほど前の、ローザマリナの思い出(笑)





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アニータさん宅では彼女の自家製のをオリーブオイルでのばして、ブルスケッタにしていただきました。

ちなみに奥に写っているブレザオラとイチジクのシロップ煮も絶品でした。
また食べたい!

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ローザマリナのパスタも教わりました。

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カラブリアもこのパスタでラスト。
アニータさんにはいっぱい美味しいの、ご馳走になりました。
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カラブリア、バイバイ!
ナポリに向かいます。


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by buonaforchetta2 | 2017-11-14 15:03 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017(13) ハレの肉料理


アニータさんのお家に泊まりつつ、カラブリアとバジリカータ州の境目あたりのサンドメニコ村という海を遠くに見渡す村へお料理を教わりにいきました。



カラブリアに来て初の肉塊!


息子のテンションが上がりっぱなしで、料理が出来あがる前から鍋の前を離れません。

ここのシニョーラにお願いして、ひと足先にお肉を食べさせてもらいました。

よかったね、久しぶりの肉(笑)

今回教わった豚肉をトマトソースで煮るというとてもシンプルなソースはその昔この地域のハレの食事
年数回あるかないかの、結婚式などでしかお目にかかれない料理だったそうです。

同じ南のナポリではこの手の料理は、毎週日曜日のお昼ゴハンっていうのに比べると、カラブリアの農村部の貧しさがいかほどだったか偲ばれます。

割愛しますが、この旅でカラブリアの貧しさ(の名残)を折に触れて感じて来ました。

その貧しさは戦後のおじいさんの代の話じゃなくて、ほんとついこの間まで、そこにあった貧しさなのです。
四半世紀ほど前、私が小学校か中学生の時にイタリアの南北経済格差っていうのを教わりました。
その「南」の正体はカラブリアだったのだと、
今、現地で知ることになりました。

今回の豚ちゃんも、こちらのお家で飼育して、冬に解体したものを冷凍保存しておいたのを出してもらいました。

そんな貴重なお肉、、、、と知ると、
「お代わり〜〜!」とまだ他の料理が出来上がる前に肉だけがっつく息子に母、焦り。

ここのお家、人に貸してるくらいとーっても大きくて素敵なお宅だったので、一見「貧しさ」とは無縁に思えるのですが、昔の名残かやっぱり質素倹約な精神が根付いているようでした。


ここでも鉄の棒でねじるフシッリを教わりました。
3回目。


でも、こんな珍しいパスタも教えてもらいましたよ。
初めて見ました。
どんなソースに合わせるのか聞くと

「トマトソース」って。

やっぱり、そうか(笑)

カラブリアでは黙っていると大体トマトソース(しかも具なし)出てくる確率高いものね。

カラブリアでトウガラシが食卓に欠かせない調理のアクセントになっていった理由を、連日トマトソースを食べ続けているうちに実感して来ました。



自家製ジャムを使ったお菓子も教わりました。

酪農の発展しなかったカラブリア山間部ではバターの代わりにラードでお菓子をこねます。


少しそっけない生地をジャムがカバーしてます。サクサク感はいい感じ。


さあ、ご馳走が並びます。


興味深いのはこちら。
辛くないトウガラシをオイルで素揚げにしたフリット。
パリパリ音がたつ、香ばしい料理。
カラブリアでしか食べられない珍しい料理でした。

なにかとカラブリアの食文化の本質に迫ったような料理レッスンの日でした。

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by buonaforchetta2 | 2017-11-12 08:49 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017(12) アニータさんのおもてなし

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カラブリアの滞在も残すところ2泊。



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この2泊は海沿いのチェトラーロという村に住む、アニータさんのお宅でお世話になりました。

私の前に行った人お話を聞くと、

次から次に食べ物が出てくるよ
一晩で2キロは太るよ

と、聞かされてました。

楽しみすぎるでしょ、それ(笑)


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着くなり、ウェルカムドルチェ登場〜〜

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夕日が沈む頃


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そこから、アペリティーボが始まり
(見渡す限り全て自家製食材)
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からの、夕食へ一気に流れこんでいきました。
(見渡す限り全て自家製食材)

ノンストップ、アニータ(笑)

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アニータさんは年中、せっせと保存食を作るのにも勤しんでいるそう。
この季節はオリーブの塩漬けや、フェンネルの種取りに精を出していました。

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手作りの保存食作りは、趣味ではなくて生きるため。
大量の食材の保存には、気が遠くなるような作業を経なければなりません。
ふと作業の手を止めてため息をつくアニータさんから、カラブリアの人たちが時たま見せる辛抱強さのようなものを感じました。
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2泊目のお夕食もすごかった。
これ、めちゃうま。
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自家製のツナ、自家製のオリーブの塩漬けを自家製トマトソースで煮込んだパスタ。

絶品。

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ナスのパルミジャーナも美味しかった。



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最後のドルチェもスゴイ!



今日も言うまでもなく、全て自家製食材のオンパレード。

食い倒れたー!



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アニータさんには、息子と同い年のお孫さんがいるのですが、近頃、一緒に暮らしていたお孫さんがパパのお仕事の関係で外国に引っ越してしまったそう。

息子を見て、ウルウルするアニータさん。
孫がわりに相当可愛がってもらいました。
孫のクリクリ君のおもちゃを使い放題だったので息子もアニータさんのお家はすごく楽しかったみたい。

ごはんも美味しいし太ってもいいから、2泊じゃなくてもっと滞在したいアニータさんのお家でした。
来年また行こ!


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by buonaforchetta2 | 2017-11-10 08:38 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017(11) 念願のピッタンピリァータ


チヴィタの山を降り、カラブリア州コゼンツァ県の県庁所在地、コゼンツァ市へ。

久しぶりに街(笑)
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公園でお散歩後、今日の先生のもとへ。
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今日は男性の先生、エミディオさん。

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今回のカラブリアに来た1番の目的は、
ピッタンピリァータというお菓子を教わるため。

私の7年越しの夢だったのです。
その昔、カラブリアにコレ習いに来たんだけど、同じカラブリアでもそこは作らない地域だったらしく、地元の人も名前すら知らないっていう、まあ、イタリアではよくある話です。

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とても繊細なエミ先生のご指導のもと、ナッツやドライフルーツがふんだんに入った大輪のバラが出来上がりました。
オーブンへ行ってらっしゃい!

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わー。
なんか出て来た〜〜♪
嬉しい!

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パスタはパプリカパウダーが入ったひよこ豆のスープ。

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ほんのちょっとピリ辛なのですが、息子がコレ気に入っておかわり連発。
一口食べるたびに「これ、おいちーの!」と言うわけだから、作った人は嬉しいよね。

エミ先生、息子の食いっぷりにお口あんぐり(笑)

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やだー♪
ロゼも出て来た。

カラブリアではなぜかロゼがいっぱい出て来ました。
どれも美味しかったですよ。

エミ先生のお家、ワイン天国です。
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ナスの詰め物がメイン。
野菜とはいえあなどれない重量感です。


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さっきのピッタンピリァータは、こんがり焼けて一層美しい姿に。

寒い冬に頬張りたい滋養溢れるお菓子でした。

ご馳走様でした。

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by buonaforchetta2 | 2017-11-09 18:15 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017⑩ 古代アルバニアのお祓いパスタ


海沿いの温暖なトロペア地域を離れて北に向かって3時間。


カラブリアに30箇所ほど存在するというアルバニア人の集落の一つ、チヴィタへ。

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ここ、道路標識などイタリア語と古代アルバニア語の2カ国表記です。

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500年ほど前に、本国アルバニアからオスマン帝国の脅威から、イタリアへと逃れてきたのがルーツだそうです。
逃れてから、本国との交流は一切なく、言葉も500年ほど前のものが今でも話されているそうです。

村人に話しかけたら、だいたいイタリア語が通じましたが、おばあちゃんなどは何言ってるのかチンプンカンプンな場面も。
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チヴィタの英雄。

私はトルコ料理も研究しております。
オスマン帝国時代の宮廷料理に触れることもあり、今までの東欧あたりの歴史の見方はついトルコ共和国〜オスマン帝国に立ちがちでした。

が、こうやって反対サイドの歴史の結末を見れたのは視野が広がる事でした。

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荒涼とした岩山の上にある村です。
どんな思いで祖国を追われてきたのでしょうか。

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寒くて、息子もマントぐるぐる

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イタリアはカトリックの国ですが、チヴィタはギリシャ正教会。
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オリエンタルな聖母子像。

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さて、そんなチヴィタでは古代アルバニア人の血を引くこちらのマンマに、古代アルバニアから伝わるパスタを教わりました。


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オレガノを乾燥させた枝に水をつけ、粉の山に振りかけます。
神主お祓いの様な仕草なのですが、やはりお清めの意味合いもあるそうです。
古代の儀式っぽくて雰囲気出ます。
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水滴と粉がダマになったところをふるいにかけます。

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ちょっとダマが大きくなったけど、これが古代アルバニアのパスタ、ドロムサ
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薄めたトマトソースに生のままパスタを投入。
ドロンととろみが出るまで煮ます。

お粥の様な、もっちりした食感が病みつきになるパスタです。

山の上は寒く、夜の薄明かりで食べるお祓いパスタは少し古代アルバニア人になった様な錯覚を覚えました。

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by buonaforchetta2 | 2017-11-07 18:26 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)

イタリア滞在記2017⑨ ワイン農家の青空料理教室

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ンドゥイヤの見学後は、ワイン農家のお宅でお料理を教わります。

見える限りブドウ畑!
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ペペロンチーノがぶら下がって、

いいね、いいね、カラブリアっぽいよ!
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料理教室はお庭の一角に設けられたテントの下で。
日曜日にこーんな素敵な野外レッスン受けられるなんて、この段階で相当満足。


今回は私の他にも、地元の語学学校に通うドイツ人グループも一緒でした。
中高年のドイツ人でイタリアの語学学校に行くって結構おおいパターン。

彼らに超初歩の簡単なイタリア語で話しかけるも、ポカンとしているところを見ると語学学校は遅い夏休みを南の太陽が眩しいイタリアで過ごすためのエクスキュースなのでしょう。


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教わったのがこちら。
葦科の植物の硬い枝にパスタを巻きつけてから平たく潰し成形する フィレイ

ある時は鉄の棒でねじられ、
ある時はフシッリまたはフジッリなどと呼ばれ

カラブリア各地で様々に作られているパスタなのです。

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ここのおうちの娘さん、小さいうちからお母さんの手ほどきを受けているので慣れた手つきでパスタ作りのお手伝い。


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息子もいっぱいお世話してもらいました。

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ワイン農家ってこともあり、まだ、パスタねじってるくらいで、ワインが出てくる!

こちらも自家製のンドゥイヤ。

パスタのばす手が止まります(笑)

この後、ワインがじゃんじゃん開けられて行きます。。。。。

サイコー!


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先ほどのフィレイはシンプルなトマトソースに和えて。
って、これが地味なんだけどしみじみうまいのね。。。
自家製の唐辛子のオイル漬け乗せて食べたら、もう、病みつき。

ただのトマトソースでこんなに美味しいと思ったの、いつぶりだろうと思います。
感動的な味でした。
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メインは、農家らしく、ジャガイモとナスのポルペッテ
こちらの方言ではヴィラショーレというらしい。

あ〜、ナスのポルペッテもカラブリア滞在中いくどとなく登場しました。
断りなくポルペッテというと、カラブリアではナスのものをさすそう。
通常はポルペッテと言えば、肉です。肉。


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素朴な味ながら、カリカリに揚がっているのはやめられない美味しさです。

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食後、ワイナリー見学させてもらいました。
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その頃ドイツ人たちは、全員示し合わせたかのように日向に椅子を移動させて、食後の日向ぼっこ開始!


ドイツに戻れば長い冬が待っています。少しでも陽を浴びておきたいのでしょう。

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息子も人生初の木登りなんかしちゃって、楽しかったようです。



夜は、トロペアにもう一泊。
今宵こそ、シーフードを!と、お友達から聞いていたレストランに行こうと意気込んでいたところ、息子ステーキに心変わり(笑)

行くつもりのレストランのちょい手前の店の肉メニュー写真が目に入り、ここの店にする〜!と動かず。

教えてもらったのにね、すみません

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私はメニューに載っていなかったにもかかわらず、ダメ元でウニスパ注文してみたら、
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出て来ました(笑)


トロペア、楽しい滞在でした。

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by buonaforchetta2 | 2017-11-05 10:23 | 2017年イタリア滞在記 | Comments(0)