カテゴリ:イタリアツアー2010&滞在記( 21 )

イタリアツアー2010⑨ ナポリの忘れもの

ナポリ最終日。
午前中に、スパッカ・ナポリという下町を散策し、11時くらいに早めのランチをしてそれからローマに向かう・・・という行程でおりましたが。

生徒さん達、ナポリがいたくお気に召しましたようで、その日の午後3時くらいまでナポリ滞在を延長してしまいました。
4人だけの旅行で、ナポリからローマ行きの切符も当日購入でいたのでこんな融通がききました。

そんなナポリでなにをしていたかというと。

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サンタ・キアーラ教会でまったり

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スパッカ・ナポリの入り口にあるこちらの教会、中庭が素敵なんです。
14世紀に焼かれたマヨリカ焼きが、ベンチや柱を彩っています。
木々はレモンやオレンジ。
騒々しいスパッカ・ナポリにありながらすっかり異次元の静寂と心穏やかな時間を過ごせる場所です。

ナポリのこういった二面性が私は大好きなのです。

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お次は私の鼻血ブースポットへご案内。
ここの正式な住所というか通りの名前いつもわすれちゃうんだけど、サングレゴリオアメリオ通りだったかな?
アタイの大好きなプルチネッラがたくさん売られているのさ♪

プルチネッラはなんぞや?といつも質問を多々うけますので、その質問については、明日以降、今月中のブログで丁寧に解説させていただきますが、ざっくりというと、ナポリを象徴する「道化」です。
黒い仮面、だぶだぶの白い衣装がプルチネッラのトレードマーク。
ここの通りには、ありとあらゆるプルチネッラがうられているんです。


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我が家に毎月通う生徒さんたちは、私のプルコレ(=プルチネッラコレクション)をみているわけで、すっかり洗脳されてしまっていたようで、「かわいい、かわいい」とプルチネッラを大量購入しておりました。
しか~し、ナポリは手ごわい。
フツー、割れ物関係を置いてあるみせならば、
「触らないでください SI PREGA DI NON TOCCARE」か
「さわらないで NON TOCCARE!」と書いてあるのが常ですが、

ここ、超こてこての下町ナポリでは
「壊した奴は金払え」 CHI ROMPE PAGA!

と、張り紙が。

きゃ~、きょわ~い orz・・・・
ぜったい、みんな、なにがあっても壊すなよ~と祈らずには居られません。


だって、おまけにごっつい二の腕のおばちゃんが腕組みしてややにらみ加減で接客してくるのです。
ただ、お買い上げすると、不敵な笑みを浮かべて「グラッツィエ」とだみ声で言ってくれるのだけがなんか救い~。
ここ、たったの50メートルほどの区間でたっぷり1時間以上はショッピングに夢中になってしまいました。


そして、ナポリで忘れちゃいけないナポリピッツァを食べに行きましょう!
お店は、超有名店「ダ・ミケーレ」へ。


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食べ切れても、そうじゃなくても、ピッツェリアでは一人一枚注文するのがルールってもの。
食べ切れないのを覚悟でこのでかピッツァに挑戦しました。

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私らが直径30cm以上はあろうという巨大PIZZAに格闘していると、後から来たおじいちゃん・おばあちゃんは事もなげに巨大なブツを事もなげに平らげて颯爽と去ってゆくのでした。
まだまだ修行が足りん!

ミケーレ、ひさしぶりだけどやっぱりおいしい。

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昼時1時をすぎるとご覧の行列。
私たちは滑り込みセーフで並ばずに済んだけど、並ぶのやな人は10時半のオープンから12時まえくらいに行くとベストです。


さ~、ナポリ、名残惜しいけど、一通りの「ナポリでやるべきこと」はやっていただけました。
勝手にナポリ親善大使の私もやり遂げた感満点です。


そして、35度超えのあっつ~い中、運悪くエアコンの壊れたインターシティー(有料の準特急列車)で2時間ほど揺られながら、ナポリからローマへと移動する我々なのでした。


ローマ編はまたいつか。
イタリアツアー2010年ナポリ編はこれにておしまい。


私的にかなり完成度の高かった、ナポリ・アマルフィツアー。
今回参加人数も少なかったことから、数年後におんなじプランでまた生徒様をご案内できたらいいなと思っております。
次回をお楽しみに~~・
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by buonaforchetta2 | 2010-07-15 18:44 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010⑧ マリーサの料理教室


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 本日のお品書き

<ANTIPASTI>
・ズッキーニの小花のズッパ
・ムール貝とアサリの蒸し煮
・かぼちゃの花の詰め物フライ
・ナポリ風ピッツェッタ
・カルチョーフィの蒸し煮

<PRIMI PIATTI>
・魚のラザニア
・タコのサンタルチア風 リングイーネ


・桃の赤ワイン漬け
・ババ

さて、どちらのリストランテでしょう??



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正解は、マリーサ先生のおうちでした~~!
ナポリ最終夜はマリーサのスペシャルレッスンで締めくくりです。
「アンティパスト一つと、プリモ2個をレッスンで作るようにして、ドルチェは大変だからお菓子屋で買っていくから無理して作らなくていいよー」と、料理教室の内容をこんな感じでマリーサに伝えてあったのですが、張り切ったマリーサは、材料をたんまりと買いこみ、メニューもこんなにてんこ盛りで私たちを待っていてくれたのでした。

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いつもは「ギャ~~ッ」
って感じで、レッスンを進めるマリーサですが(マリーサ先生をご存じの方ならわかっていただける表現かと・・・・)、ちょっとおすまし顔で、本日のお品書きについて丁寧に説明がありました。

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 しかし、調理開始とともにいつものマリーサに戻ります。

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マリーサの家の細長いキッチンに5人ギュウギュウ詰め。
ハイテンションマリーサが大暴走しながら、料理を作り上げていきます。




常にゲラゲラ笑いながらの楽しい料理教室。
しかし、3時間過ぎても料理が出来上がらず、マリーサも途中から息切れ・・・。
できた時はみんなぐったりでした。

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しか~し、出来上がった料理はどこのレストランよりもおいしい、インパクト大の料理ばかり!
生徒さんたちも大絶賛!
このマリーサの料理をずっと生徒さん達に食べてもらいたかったのです。



マリーサ、ありがとう!
今回は1日きりだったけど、また近々ゆっくりいきま~す。
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by buonaforchetta2 | 2010-07-12 15:27 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010⑦ ポンペイ遺跡観光

 ツアー5日目は、ナポリ市内から電車に乗ってポンペイへ。
遺跡巡りです。

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一晩にして灰に埋もれたポンペイの町は、当時の区画や生活感をのこしたままです。

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横断歩道アリ。
(道路が下水の役割も果たしていたため、足元を汚さないように、この飛び石を渡るのです)


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かまども残っています。
料理教室の旅行らしく、遺跡でもお料理チックなことは忘れずに・・・・(笑)


炎天下の下、3時間、古代遺跡の大都市を歩きまわりました。
そんな時は、きりっと冷えたビールとおつまみが欲しくなります❤

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遺跡を出たところにある、リストランテの誘惑に勝てず、入店してしまいました。
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by buonaforchetta2 | 2010-07-11 15:13 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010⑥ ナポリナイト


ナポリでの滞在先は、マリーサ先生の家の真横の四つ星ホテルです★
いろんな意味で立地最高です♪♪


荷物を置いたら早速ナポリ市内をご案内。
ナポリは私の一番歩き慣れたいわば「庭」のような街。きれいなとこもそうじゃないとこも含めてナポリをみていただきましょ。



まず最初は、ナポリの台所、ピーニャ・セッカへ。
ピーニャ・セッカとは通りの名前なんですが、ここのストリートに行けば、パンツのゴムから豚の頭まで、何でも揃う商店街。
ナポリ人のエネルギーが凝縮されたような活気のある、そしてものすごくカオスな場所です。
ここが一番ナポリらしくて私は好きです。
(だだし、スリにはご用心!)
狭い通りに人がゴミゴミ、なのにスクーターや車もむりくり通ってしまう何でもアリなエリアのため、大人数ならご遠慮したい場所なのですが今回は少人数の4人旅なので、敢えて案内させていただきました。
みんな、下町エネルギーに圧倒されてました。

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で、全員にほぼ強制的に私の超お勧めパスタ、SETAROを一袋づつ買わせましたv
このパスタ、日本じゃほとんど売っていないので、かさ張っても、重くても絶対たべてもらいたく、有無を言わせず無言の圧力で買わせました。
・・・・と、思ったら、意外とネットで売られている。み、みなさん、ゴメンナサイ・・・・。
でも、おいしいから・・・・・。

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そのあとは、ナポリと言えばやっぱりカフェでしょう!
ということで私のよく行くbarでカフェナポレターノとカフェ・ノチョッラ(へーゼルナッツクリーム入りのエスプレッソ)をいただき一服。
普通のBARでは、カフェ(エスプレッソ)を注文しても、砂糖は自分で入れます。が、カフェ・ナポレターノは砂糖を入れた状態で出されます。
その甘さのバランスが絶妙なんですな。
 エスプレッソを飲む際に砂糖を入れない方がいらっしゃいますが、エスプレッソは砂糖を入れて飲んでこそ本当のおいしさが分かるというもの。
 カフェのおいしいナポリで、そのおいしさを知っていただけたのは私としてもすごく満足です。

 そうそう、エスプレッソに関する面白い記事が。なるほど~、と勉強になります。 コチラ

 
 ナポリにあるガラス張りのアーケード、ウンベルト1世のガレリアの入り口には、おいしいお菓子屋さん「MARY」(マリー)があります。そこでもまた、ナポリ名物のラム酒シロップがけのババ(サバラン)をパクリ♪
このあたりに来ると、下町ムードから一転、シックな文化の漂う素敵なナポリに出会えます。

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 買い物したり、食べ歩きしながら2時間かけてのゆっくり散歩。
ディナーは、卵城そばのヨットハーバーで。
今宵のディナーの行き先をマリーサに告げたところ、偶然にもここのカメリエーレ(給仕、ウェイター)がマリーサの知り合いとのことで、気を利かせたマリーサが店に電話を入れてくれておいたらしく、丁重にお出迎えしていただけました。

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さ~て、今夜は何を食べましょう??

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迷ったら、カメリエーレにご相談。
メニュー以外にも今日の料理なんかあると、カメリエーレがお勧めしてくれます。
魚料理の注文は、どんな魚があるかまず教えてもらい、実物を見て魚をチョイスします。
今回は大きなカレイちゃんを選びました。
魚を選んだあとは調理方法を決めます。
アクア・パッツァにして・・、グリルにして・・・とお客が好みの調理方法を伝えるのもアリですが、
「ジャガイモとオリーブを一緒に乗せてオーブン焼き、これが一番おいしいですよ」と、調理方法もカメリエーレがいろいろ提案してくれ、相談に乗ってくれます。
(店にもよりますが、魚は時価で量り売りです。)

それを実においしそうに説明してくれるので、もうそこはお任せにしちゃうのが正解です。
 いいお店とは、お客のメニュー決めに根気よく付き合ってくれるところだと思うのです。
 
オーブン焼きになったカレイはいったん丸ごと「こんな感じです」とカメリエーレが見せに来てくれて、その後また引っ込められます。次に出てくるときにはきれいに小骨がとられて食べるだけの状態で出してくれるので楽ちん♪

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今宵も食べて、のんで、笑って・・・・・。
ナポリの夜は更けてゆくのでした。
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by buonaforchetta2 | 2010-07-11 14:40 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010⑤ ワイナリー見学

4日目。
本日は、レモン農家とお別れをして、、ナポリに向かいます。
その前に、ワイナリー見学に立ち寄ります。


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今回のワイナリーは、マストロ・べラルディーノ社。
カンパニア州屈指の大手の老舗ワイナリーの一つです。
日本にも多数のラインナップが輸入されているのでご存知の方も多いのでは??

私ごとで恐縮なんですが、かれこれさかのぼること10年前。
エナリクンと鎌倉で初デートをした時に、飲んだワインが、マストロ・ヴェラルディーノ社の赤ワインなのでした。
その時はまだ20歳だったので、ワインなんて居酒屋の飲み放題メニューに載っているものしか飲んだことがなくあんまりおいしいものだとも思っていなかったのですが、これがすごくおいしくてワインに目覚めるきっかけとなったのでした。
そう、人生初オーダーのボトルワイン。
まぁ、選んだ決め手は、「ラ・クリマ・クリスティ」という当時聞いていたヴィジュアル系バンドと同じ名前だったからというそれだけだったんですけど、まあ、人生ってそういうもんです。


まさか、10年後にそのワイナリーに来ているとは。
何があるかわかりません。とまあ、一人で勝手に入口の時点で感動しておりました。
ワイナリーは、「えっ?」て言うくらいフツーの町中にあります。
ワイナリーってブドウ畑に囲まれているところが多いんですけどね。



創業1878年で、現オーナーが10代目。
全オーナーの時代、戦後の間もない時期だったそうですが、カンパニア州のブドウの木にフィロキセラ菌の甚大な被害が出たそうです。ほぼ、壊滅状態という絶望的な中、前オーナーは、わずかに生き残った原種を育て直し、カンパニア州の固有種を守ったそうです。他のワイナリーは新しい苗木を植えて再スタートを切ったことを鑑みると並大抵の努力ではないことが分かります。
その功績が称えられ、勲章なんかを受章したそうです。由緒正しい香りがします。

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ワイナリーにはそれぞれの歴史があり、その軌跡をたどるのは楽しいことです。
ここ、石畳の場所は、昔公道だったそう。増築するときに道をまたいで建物をつくってしまったそうで、いかに勢いがあったかをうかがい知ることができます。

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お待ちかねの試飲タイム。この通り、ご満悦の表情。

ワイナリーを案内してくれたお姉さんとも記念撮影。

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っが、撮ってみてがっかり。オネエサン、スタイル良すぎて、私たち、引き立て役orz orz
がっかりだよ~。
「オキレイデスネ」と行ってみたところ、オネエサンは「ありがとう」とは言わずに「フフン」と鼻で笑っておりました。言われ慣れているとそういう反応になるのでしょう。

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気を取り直して、ワインを買います。
うちのセレブ生徒さんたちは、ほろ酔い気分も手伝ってワインを4本も5本も買い込んでいました。
「日本に持ち込みできるの3本ですよ~」と申し上げましたところ、「2本は飲んで帰るから大丈夫です」との回答。あ、失礼いたしました。

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そのままのテンションで、ナポリに向かう途中に、厨房プロショップでもお買いもの。
CASORALOでは、スプーン一個から、ピザ窯に至るまで、調理に関するありとあらゆるものがそろっているのです。料理好きな人にはここは天国!
マニアックな道具から、何に使うねん!という思わず関西弁で突っ込みたくなるものまでいろいろ売っています。
ワインに雑貨にごっそり膨れた荷物をもってナポリへ到着ナリ。


 
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by buonaforchetta2 | 2010-07-09 09:44 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010④ アマルフィドライブ

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モッツァレラをいただいた後は、♪陶器天国♪のヴィエトリ・スル・マーレへ向けて車を走らせますっ。
私が皿好き・・・・ということで、毎回ツアーには陶器ショッピングを盛り込むように努力しておるのです。

ヴィエトリは何がすごいって、町の至るところが、手書きのタイルで描かれているということ。
以前にもヴィエトリ訪問について記事をかきましたので、写真などはこちらからご覧くださいませ。

ヴィエトリの作風は子どもの落書きのような、素朴な温かみのあるものが多い気がします。
一枚一枚違う表情のお皿を広げて選ぶのはたのしいです。
1時間ほどのショッピングタイムでみんなたくさん買い込みました♪
私も、アンティパスト用の小皿6枚、長方形の大皿1枚、置物ひとつ、とかなり頑張りました!




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ヴィエトリから先は、アマルフィ海岸のドライブ。
映画の影響で一躍有名になってしまったアマルフィ。
そりゃ美しいのだけども、何せ、海岸沿いのがけっぷち沿いに忠実に道を走らせているため、道がウネウネ!!
「ほら、海がきれいですよぉ!」とルンルン気分で生徒さんの方を振り返ると、あららら・・・、みんな、車酔いでノックアウト。ぐったり・・・・。


わたしからのお願い。
!!アマルフィに行く人は酔い止めを飲みましょう!!

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でも、ゴハンとワインがあれば元気になっちゃうのがうちの生徒さん♪
アマルフィでも魚介のランチときりっと冷えた地ワインをいただき、すっかり元気に。

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有名パスティッチェリアの「パンサー」で、食後のカフェ&ドルチェも忘れずに。
ここの「コーダ・ディ・アラゴスタ」(伊勢海老のしっぽ)」というお菓子はパリパリの生地に冷たいリモンチェッロ入りのクリームがたっぷり入っていてかなり美味。
クリームは上品な甘さでレモンの香りが引き立っておりました。こんな繊細さを感じるドルチェはイタリアでは初めて食べたかも。
これ食べるためだけにアマルフィ行ってもいいと思うな!

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結局花よりだんごな我々一同のアマルフィドライブでしたorz・・・・

おまけ
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by buonaforchetta2 | 2010-07-07 07:37 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010③ モッツアレラ工場見学

ツアー3日目。


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BUONA FORCHETTAのイタリアツアーで欠かせないのはやっぱり産地見学。
モッツァレラといっても、水牛のモッツァレラがカンパニア州の自慢の産品。
牛君も含めて見学です。

今回訪れたCASEIFICIOは、なんと牛舎が敷地内に。
到着するなり、あのうちから車で5分走ったところのあのニオイが再び(笑)

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水牛、水牛・・・・と知っているつもりではいたものの、実際水牛を見るのは初めて。
こんなに角が大きくて体もおっきい牛さんなんです。
水牛=バッファローというから、毛の長いのがついイメージでうかんでいたものの、実際はちが~う!
ここのカゼイフィーチョでは約600頭のメス牛と、6頭のオスを飼育しているそう。
涼しくて風通しのよいところを好むので、暑い夏でもエアコンのきいた牛舎で大事に育てられています。

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メス1頭につき、一日7リットルほどを搾乳します。乳牛のそれが50リットルであるのを比べると格段に生産量が少ないことがわかり、なぜ、水牛のモッツァレラが稀少品であるかがわかります。
水牛はお乳が張ると自分で搾乳機に並びます。搾乳を終えると、餌場にいけることを知っているので搾乳待ちの牛の行列ができるのです。ただ、1日7リットル以上絞らないように、搾乳機の入り口の前のゲートで、ノルマを達成した牛は搾乳機を通らずすぐに餌場へいけるように、門の開閉をコントロールしてるそう。牛1頭ごとにマイクロチップを取り付けてあるからそういったオートコントロールができるそう。

 子どもを生んでから約8ヶ月はお乳が出る期間なので、そのお勤めを終えた牛は外の牧草地帯で3ヶ月のんびりさせてもらっています。

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水牛に人気のスポットがこれ。
角が生えるとかゆいので、これにこすり付けてガシガシやるのだそうな。
ここも順番待ちの人気スポット。
いやいや、まさか牛舎だけでこんなに楽しめるとは(笑)。

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そんな水牛のミルクから作るモッツァレラの製造過程はこう。
搾乳した乳をいったんろ過してから38℃に加熱。Caglio(レシチン)を加え3時間かけて乳を凝固させていきます。凝固物はいったん、ミンチマシーンのような機械をとおしてからぼろぼろにくずし、今度は熱湯の入った釜に入れ加熱していくとおもちのような塊になります。それを冷水にいれて、職人がmozzareすると(ひっぱる)、ほら、みたことのあるモッツァレラチーズの形に。この塊、すごく熱いらしくなかなか大変な技術職のよう。

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ここのカゼイフィーチョはガラス張りのところから見学するスタイル。
何度か、ほかのモッツァレラのカゼイフィーチョに行ったことがあるものの、どれも遠巻きで見るようになっており、パルミジャーノやらほかのチーズ工場のようになかなか中には入れてもらえない。え~、なんで~、と前はおもっていたものの、「生もの」のチーズを作っているから衛生管理が厳しいんだなと思います。

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 ここのカゼイフィーチョはすごく親切で、窓に張り付いてのぞいていたら、作業台をガラス越しまで持ってきてくれて作る過程を丁寧に見せてくれました。三つ編モッツァレラの実演。

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そして、お待ちかねの試食タイム!

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お・い・ち・~

 試食は出来立てほやほやをドカンと。かじるとミルクがじゅわ~~とこぼれだします。
水牛の乳は脂肪分も高いから甘みとかうまみがすごいあるのね。
1人で4個も食べてしまったよ。
 ここのカゼイフィーチョ、生産物はここでの直売のみで、ほかのお店などでは買えないそう。一日に350キロ~400キロのモッツァレラが夏場だと毎日、完売してしまうというのだから、カンパニア人のモッツァレラ好きは筋金入りだと思な。


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 ヨーグルトやさんやジェラートや産もあります。もちろんここの水牛のミルクで作っています。おいしーの。

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 それに、敷地内には水牛の皮製品のお店屋さんもあります。材料の皮はここの牛ではないものの、すごいね、その発想。
その隣には空き部屋があり、「水牛の肉」のレストラン構想があったものの、さすがにそれはないだろうということになったらしい。
ここの会社、水牛ビジネスでガッチリ。
えーと、社長、独身の息子さんいませんか~??
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by buonaforchetta2 | 2010-07-05 14:27 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(0)

イタリアツアー2010② カプリ島

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この日はさっそくカプリ島へ~!
よい止め薬もしっかり飲んでフェリーでカプリへ。
新婚旅行のときにカプリへは来たけれど、あいにく波が高く入れず終いだったので、今回は私も本当に楽しみ。

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40分ほどのクルージングのあとに、その船で直接青の洞窟の入り口前に横付け。
ここからは小船に乗り換えます。悪徳船頭が多いと聞く青の洞窟。
船を乗り換えると船頭が「中に入ったら2回、まわるし、歌も歌うから、満足したらチップをおくれ。もし、気に入らなかったらなしで良いよ」とまー、良心的。
小船の上で待機、ということもなく、待ち時間ほとんどなしで洞窟内へ。
波で上下にゆれる船内、体を寝そべらせて(しかもなぜか力が入ってしまう)穴の中へ。

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写真を撮っている時間がもったいないと思うくらいの美しさ。
目が慣れてくると洞窟内の壁も光が反射して青く見えるのが美しい。
水着を着てきたおにいちゃんはジャボンとひと泳ぎ。いいな~~。
船頭のおっちゃん、へたくそなカンツォーネを数曲披露しながら、もう1回回ってくれる。
しかし、あっちの船、こっちの船とカンツォーネを歌い、それが洞窟内でこだまするからもう訳わかんない。
数分間の洞窟はあっという間でまた明るい外界へ。
ハイッとそれなりのチップをわたすものの、船頭、「オレのサービスよかっただろう!1人5ユーロよこせ!」と豹変。ひえ~~~。「2回もまわってやったし、歌だってうたったんだそ」とすごんでくる。けど、私もそんなに渡していられないから急にイタリア語わかんないフリを・・・。もとのクルーズ船には無事帰してもらえたものの、船を出るときには「こいつらぜんぜんチップはずまないんだぜ。この××××××野郎!」とイタリア語でとんでもない罵声を浴びせられました。ひ~~。美しい物を見た後なだけに、これだけは残念なり。


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そのあとはカプリ島内に上陸。
リゾート気分満点のカプリですから、お店もいちいちカワイイ。一軒一軒立ち止まってキャーピー騒ぎながらウィンドウショッピングに夢中に。
美味しいジェラートや、レモンのスプレムータなどを食べ歩きしながらお散歩。

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カラッと晴れていて本当にいいお天気。
カプリに別荘ほしいね、いや、カプリに別荘持っているカレシがほしいね~などと妄想も全開に・・・・。

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ランチは、カプリの路地裏で見つけたお店へ。何軒かリサーチはしていたものの、実際の店構えとか雰囲気を見ると何だかな~というところが多かったので、レストラン探しをしながらお散歩して見つけたお店に入りました。
ここ、正解。
アンティパストミストに、魚介ソースの手打ちパスタ2品。タイのアクアパッツァとどれを食べても美味しい。カメリエーレも感じがよくて大満足。
パスタは説明では「手打ちのファルファッレ」と聞いていたのに、実際出てきたのを見るとまるでホタテのような形。通常の作り方とは違って、丸くつぶしたパスタ生地をきゅっと絞って作った模様。初めて食べる食感で面白かったわ。
食後にリモンチェッロをサービスしてもらって満足。
おなかがいっぱいになったら眠くなってきてしまい、アナ・カプリ地区の観光は取りやめて、船着場近くへ戻り、海辺のバールでリクライニングチェアーで日陰の下みんなでお昼寝。きもちいいわ~。
4時にはお迎えの船に乗り込み、帰路へ。

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イルカが数頭泳いでいるのが見えて最後の最後まで楽しいカプリクルーズでした。
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by buonaforchetta2 | 2010-07-04 15:49 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(2)

イタリアツアー2010① レモン!


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 今回のイタリアツアーは私を含め、参加者4名。
第2回が昨年の10月だったので、半年スパンでの第3回開催となりました。それを鑑みると4人でもまぁまぁお集まりいただいたかと。大人数の賑やかしいのもよいですが、4人だと時間に縛られずその日の気分で行動できるメリットもあり、充実した旅になりました。


 6月5日(土)の夜のナポリ空港で生徒さんたちと待ち合わせ。
ゲートから元気に出てくるのをみるとほっとします。

ナポリから、マッサルブンセというソレントにほど近い町にあるアグリツーリズモに向かいます。
今回のチャーター車のドライバーはなかなかのイケメン青年でした。
3年連続参加の生徒さん達も「歴代ナンバーワン」というくらいですから。
おしゃべり大好きジャンカルロ君と出発!


・・・・・・・が、
フツーは1時間強で行ける道のりでしたが、土曜の夜ということもあり、夜更かしナポリっ子たちがドライブに繰り出すためすでに夜の11時をすぎているというのにものすごい渋滞で、たっぷり2時間以上のドライブになるのでした。
なんでも、ソレントとナポリの途中にあるカステル・マーレという町があってそこへみんなPIZZAを食べにいくのだとか。
PIZZAで渋滞!?と思ったのだけど、確かにジャンカルロくんの言うとおり、その町を過ぎると上下線とも
渋滞は見事に解消されるのでした。
恐るべし、ナポリっ子のPIZZAへの情熱!

時計はすでに深夜1時になろうという時間。日本から来た生徒さん達はとってもお疲れ気味。
だけど、アグリにはそんな疲れを吹き飛ばすような光景が広がっていました!

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これは朝になってから撮った写真だけれど、
まっくらな道を突き進む車のヘッドライトがたわわに実るレモンを照らし出したとき、わ~っと声が上がりました。

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そうです。私たちの宿泊先はレモン農家のお宅なのでした。
ここを基点にカプリ、アマルフィ方面へ食の探訪にでかけます。
また、旬真っ盛りのレモンを使ったお料理や、アグリで作られた農産物を使った料理などをたくさんいただくことになるのした。



レモンのトンネルをくぐって、到着。
はやる気持ちを抑えて今夜は熟睡しましょう!

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アグリからはこんな絶景が。
ヴェスヴィオ山にご挨拶です。

2010年 Buona Forchatta イタリアツアー 日程表

6月5日(土) 
イタリア到着     マッサルブルンセ泊

6月6日(日)
カプリ島 クルージング&散策  マッサルブルンセ泊

6月7日(月)
モッツァレラ工場見学
ヴィエトリ・スル・マーレで陶器ショッピング  マッサルブルンセ泊
アマルフィ散策

6月8日(火)
マストロ・ヴェラルディーノのワイナリー見学
厨房プロショップでショッピング
ナポリ市内散策                        ナポリ泊

6月9日(水)
ポンペイ遺跡観光
マリーサ先生の料理教室                 ナポリ泊

6月10日(木)
スパッカナポリ観光
DA MICHELEでナポリPizza
(ローマへ移動)
ローマで豪華ディナー

6月11日(金)
ローマフリー

6月12日(土)
午後 ローマから帰路へ

6月13日(日)
帰国
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by buonaforchetta2 | 2010-07-03 19:09 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(4)

2010年イタリア滞在記⑫ トスカーナの休日♪



 トレンティーノ=アルト・アディジェでの小旅行を終えて、数日、ブードリオのマリアとロベルトのB&Bで休養。
 そのあとは、久しぶりのトスカーナ滞在です。
去年もイタリアツアーでフィレンツェに滞在しましたが、引率業務(?)であんまりゆっくりした記憶がナシ。なので、これをノーカウントにするとトスカーナ自体3年半ぶりの滞在です。

 3年半前のトスカーナは新婚旅行だったんですな~。
新婚旅行の滞在先をお世話いただいたラ・カーサ・ミアさんが料理教室を始められたとのことで、
山のお料理教室に3日ほど通わせていただきました。
 だんなさんのアントネッロさんがすごくお料理上手と聞いており、ブログで見るお料理にいつも興味シンシンでした。

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料理教室の雰囲気は、本当にお宅にお邪魔させていただくカンジで、chihoさんとおしゃべりしながらアントネッロさんが料理を仕上げていくのを(たまに手伝いながら)見る・・・。というすごくユルユルな感じでリラックス度満点でした。
 プーリア出身だけあって、習ったお料理はプーリア料理を中心に。プーリアには4度も滞在しているけれど、まだ見ぬ料理がたくさんあり、トスカーナの山奥で新しいプーリア料理に出会うのでした。
プーリアのクリスマス菓子の「カルデッラーテ」
何年も前からこれを作れる方をずっと探していたのです!
トスカーナの山奥にいらっしゃるとは(笑)
蜂蜜タップリの滋養のありそうなわたしのドストライクなお菓子でした♪

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 お料理は、家庭菜園で採れる野菜を中心にメニューを組んでくださるので、四季折々のものがいただけます。
 今回はソラマメをタップリ♪
ソラマメを炒めて、ごん太の手打ちパスタ「トロッコリ」に合わせて。
この太いパスタが病みつきになり、ついついお代わりしてしまいました♪
イタリアの、というか、chihoさん作のソラマメはなんと外の皮までいただけるのです!
くたくたに茹でてレモンでいただくのですが、これが意外といける。
日本に帰ってきてさっそく真似してしましたが、とても食べられたものじゃありませんでした。
ここだから出来るスペシャルな食べ方でした。
年間を通じて、行ってみたいなとおもうほっと落ち着く料理教室なのでした。


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 フィレンツェから少し離れて、おいし~ラビオリを作ってくれるおばあちゃんのお宅でお料理習ったり、それから、トスカーナ在住のお友達宅にお呼ばれしたりと充実のトスカーナ滞在。

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 翌週から始まるイタリアツアーに先駆けて、生徒さんもおひとり一足早くトスカーナで合流。
女二人で、巷で噂の(?)パンツァーノ・イン・キャンティのチェッキーニに肉食べにも行きました!
生徒Nさんはトスカーナの田舎の景色にあこがれていたそうで、絵葉書のようなキャンティの景色にただただ感動しまくっていました。
何も知らない彼女を、「ねえ、キャンティで肉食べません?」と半ば強引に連れて行ったので、悪いなぁと思っていたのですが、肉も美味しかったし、お店の方がたの優しい心に触れてのよい、トスカーナのショートトリップになりました。

 で、チェッキーニに行くにあたって宿泊場所を探していたところ、思いがけず素敵なB&Bを見つけました。
場所は、パンツァーノのチェントロから2キロ弱くらいなのですが、そのうち1.7kmは砂利道で、丘の底のそのまた底に向かって落ちていくような森のどん詰まりにある人里離れたB&Bです。
 キャンティのブドウ畑をみながらプールサイドでお昼寝なんて、きっと最高です。
新婚さんのNさんには、こんな素敵な宿を、私なんかが一緒でゴメンナサイとしきりに謝りました。
素敵な場所だったので、私と一緒じゃなくて、ダンナさんと一緒だったらもっとよかっただろうに。

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 オプションで料理教室もやってくださいます。
典型的なトスカーナ料理が習えます。オーナーのジュリエッタさんは、アメリカのカレッジでゲストとして料理講師をされたこともあるそうな。

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料理教室の詳細なレポートが、こちらをご紹介くださったinfo ITALIAさんのブログにて乗せていただきましたので、こちらから是非!


トスカーナで肉をもりもりたべたら、今度は再び南下。ナポリに向かい、いよいよ第3回Buona Forchettaのイタリアツアーの始まりです。
 
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by buonaforchetta2 | 2010-07-02 20:22 | イタリアツアー2010&滞在記 | Comments(2)