明けて日曜日。
今日の朝ごはんはサバサンド。
かねてよりRちゃんが絶対食べたいと、何度も何度も念押しして言っていたお楽しみゴハン。
サバサンド屋は、ガラタ橋のたもとに数件あります。
ゆらゆら揺れる船の上で営業中。
さて、お目当てのサバサンド。
見た感じ、実に雑な食べ物。
ぶつ切りのフランスパンに、焼いた塩鯖と、レタスと玉ねぎ。
どう見てもパンと具にバランスが悪そうなのだけど、食べてみると美味しい。普段、こんなにたくさんのパンは食べませんが、意外に入っちゃうから不思議。
テーブルに備え付けのレモン汁と塩で味をちょうせいしてどうぞ。
隣で売っていたピクルスジュースなるものも買ってみた。
トルコ人がこの汁を普通にすすっているので、真似してみたところ、酢そのもので飲めたもんじゃない。
すっぱーいピクルスを箸休めにサバサンド完食。
サバサンドで腹ごしらえしたところで、近くにある、エジプシャンバザールへ。
グランドバザールより規模は劣るものの、スパイスや食材の宝庫。
変な日本語の客引きもまあ、楽しいもんです。
トルコ人「ボクハキミノタメニシネル!!」
私「あ、間に合ってまーす」
昨日の料理教室で使った材料もここで揃います。
軒先にぶら下がる数珠状のものはオクラや、ピーマン、ナスなど。
冬場、野菜のない時期に乾燥の野菜を食べていたそうですが、今は冬でも青物がふんだんに手に入ります。
まあ、1軒はいると、試食攻撃のすごいこと。
すぐにお腹いっぱいになっちゃいます。
スパイス屋、2軒はしごして、トルコ食材ゲット。
赤いのは、パプリカのペースト。そんなに辛くないけど、あとを引く清涼感のある絡みが病みつきで、トルコ料理の隠し味。
たんまり1キロ買い込みました。
今後、日本でトルコ料理教室をやる際に、ネックになるにがこのパプリカペースト。味の決め手のパプリカペーストなしに、いかにトルコの現地と同じ味を再現できるか?
「日本には売ってないから、トルコに旅行行って買ってきてください」では料理教室になりませんからね。日本にある食材でいかにうまくアレンジするか、今後の私の課題です。
さて、お目当ての食材もゲットしたし、帰ろうか、と思ったら。
出た店の隣にあったのが
「エドマッチャンの店」
トルコ情報をネットでイロイロ収集していた時に知ったお店です。
イスタンブール駐在員の方々御用達のお店で、カラスミからトルコ絨毯までなんでも揃うそうな。
昨年11月に、もこみちくんの「トルコ料理紀行」みたいな番組でもここの店でてました。
なので、客引きもされてないのに勝手にお店に入ってきます(笑)
接客してくれたのは、ギンちゃん。
そこらへんの怪しい日本語を話すトルコ人とは違って、敬語の使い方の一つ一つが完璧。それでも日本に来たことはないらしく、イスタンブールの学校で語学を学んだのだとか。
惚れ惚れする日本語にすっかり気を許し、あれやこれや商品を見てまわります。
説明も丁寧にしてくれるし、いいものと悪いものの見分けかたを教えてくれるので、いきなりバザールで買い物怖い・・・という方はエドマッチャンのお店がオススメかも。
もこみちくんのテレビ見て来ました、と言ったら、頼んでないのに「紹介価格・友達価格」でイロイロ安くしてくれました。
決して、もこみちくんとは友達ではないのだが。
お皿やスパイス、いっぱいかったけど、それでも1リラ=60円だから全然安い。トルコはお買い物天国!